泡盛の飲み方のひとつ、「コーヒー割り」。沖縄ではメジャーな飲み方で、沖縄のファミリーマートでは「泡盛コーヒー」として限定販売されています。この泡盛コーヒーが今、観光客にも密かなブーム…。
沖縄ファミリーマートでしか購入できない泡盛コーヒー、ぜひ沖縄に来たら試してみて下さい!今回は、人気を博す泡盛コーヒーの特徴をご紹介します。
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Contents
沖縄限定「泡盛コーヒー」の特徴
沖縄ファミリーマートで泡盛コーヒーが発売されたのは、2014年。発売からじわじわと人気を集め、1年後には売り上げが2倍になったというほど、観光客の間で密かなブームとなっています。
実は、泡盛コーヒーの誕生はもっと前。酒造メーカーからは何年も前に泡盛コーヒーを発売し、うちなーんちゅの間では、それよりも前から飲まれていたと言われています。
飲みやすいカップ酒が人気の秘密?
沖縄ファミリーマートの泡盛コーヒーは、初めての方でも挑戦しやすいカップ酒!いきなりビンで購入するよりも、遥かにハードルが低くなっています。
そのため、観光客でも気楽に購入でき、試し飲みをすることができるんです。
実際にSNSでも「#泡盛コーヒー」で多くのハッシュタグがつけられるほど人気!お土産に買われていく方も多いのです。
味わいは…泡盛?それともコーヒー?
泡盛コーヒーの味は、泡盛寄りなのか?それともコーヒー寄りなのか?気になるところですよね。
コーヒーと言っても、泡盛が入れば立派なお酒。その度数は12%と意外にも高く、沖縄ファミリーマート店内では、カップ酒のコーナーに並べられています。
泡盛コーヒーを一口含むと、初めは香ばしいコーヒーの香りと苦味を感じ、その後に泡盛の独特な甘く鼻を抜ける香りがやってきます。
後味はどちらかと言うとコーヒーが強め。ブラックのアイスコーヒーの中に、泡盛の芳醇な香りを感じる不思議な飲み物。
泡盛でもコーヒーでもない「泡盛コーヒー」は、甲乙付けがたい新感覚の飲み物です。
泡盛コーヒーをアレンジ!おすすめの飲み方
ブラックコーヒーを飲めない方や、もっと色々な飲み方にチャレンジしたい方におすすめなのは、泡盛コーヒーをアレンジすること。
カクテルやデザート的な要素でアレンジすれば、お酒の苦手な女性でも楽しみやすくなります。
ここでは、おすすめのアレンジ方法をご紹介。ホテルの部屋での晩酌に、またお土産に持ち帰って、自宅で試してみるのも良さそうですね。
泡盛コーヒーのミルク割り
一番のおすすめは、手軽なミルク割り。牛乳や豆乳などで泡盛コーヒーを割るだけの簡単アレンジです。
ブラックコーヒーが苦手な方でも飲みやすくなり、なにより泡盛の甘みとミルクの甘みが調和して、泡盛自体が飲みやすくなります。
沖縄では、コーヒーの入らない「泡盛のミルク割り」も主流。3つを掛け合わせれば、合わないはずがありません。
アイスクリームの泡盛コーヒーがけ
デザート要素で楽しみたい方には、アイスクリームの泡盛コーヒーがけがおすすめ。アフォガートのように、バニラアイスクリームにかけて召し上がってみて下さい。
アイスの甘みがブラックコーヒーの香ばしさを惹きたて、泡盛とアイスの甘みが調和する、不思議な感覚でお楽しみ頂けます。
フローズン・泡盛コーヒー
泡盛コーヒーを別容器に入れて、冷凍庫で凍らせるだけの簡単アレンジ・デザート!アルコール分が完全な氷にはならないため、冷凍庫に入れて放置すれば、シャリシャリのフローズン状態になります。
そのまま大人のかき氷デザートとして食べても美味しく、さらに甘さを出したい時には練乳がけもよく合います。泡盛コーヒーのミルク割りを凍らせるのも良いですね。
各酒造メーカーの泡盛コーヒー
泡盛コーヒーは、沖縄ファミリーマートの泡盛コーヒー発売前にも、酒造メーカーから発売されていました。
また、近年の泡盛コーヒーの人気急上昇もあり、他の酒造からも泡盛コーヒーが登場しています。
それぞれこだわりを持って造っているため、好みに合いそうなものから試してみて下さい。
各酒造メーカーの泡盛コーヒーを4つご紹介します。
①久米仙酒造の「泡盛コーヒーリキュール」
2008年に発売された久米仙酒造の泡盛コーヒーは、琉球泡盛とコーヒー、沖縄県産の黒糖を合わせたキャラメル風味のリキュール!
泡盛とコーヒーを掛け合わせただけではなく、県産の沖縄黒糖を加えたキャラメル風味は、アルコール度数12度と低く、女性に人気となっています。
久米仙酒造の泡盛コーヒーも、アレンジにおすすめ。食後のデザート気分で1杯飲むのも良いですね。
②新里酒造の「泡盛コーヒースピリッツ」
新特産品として沖縄市長賞を受賞した、新里酒造の泡盛コーヒースピリッツ!
新里酒造は、シンプルな泡盛×コーヒーのブレンドですが、コーヒー専門店“ヨシモトコーヒー”と泡盛に最も合う豆や焙煎方法を研究して作りあげた一品。
専門知識を駆使して開発された泡盛コーヒースピリッツは、甘さを抑えたノンシュガータイプ。コーヒー豆にはインドネシア産マンデリンを使用しています。
アルコール度数が30度あるため、新里酒造おすすめの飲み方は、スピリッツ3:7水の水割りスタイル。お好みによって、水の分量を変えたり、牛乳やソーダで割ったりして楽しめます。香ばしくもスッキリする泡盛コーヒースピリッツ、ぜひお試し下さい。
ちなみに、沖縄ファミリーマートの泡盛コーヒーも新里酒造が造っています。
③久米仙酒造の「エスプレッソコーヒーリキュール」
泡盛コーヒーの先駆けとなった久米仙酒造は、泡盛コーヒーリキュールだけではなく“エスプレッソコーヒーリキュール”も販売しています。
甘く飲みやすい泡盛コーヒーリキュールとは対照的に、甘さを抑えてエスプレッソの香ばしさを引き立たせた一品。
さらに黒糖とヘーゼルナッツの風味をプラスし、エスプレッソの深みとナッツの香りのあとに、泡盛の風味を感じる仕上がりです。
キャラメル味のリキュールよりも甘すぎず、泡盛とコーヒーを掛け合わせただけのものよりも飲みやすくなっています。泡盛コーヒー初心者の方や、女性におすすめです。
④南都酒造所の「35リキュール泡盛珈琲」
南都酒造所は、有名観光地“おきなわワールド”内で営業する小さな酒造所。
元はハブ酒や地ビールを製造しており、おきなわワールドを周ると無料で見学できる酒造所でもあります。
一方、おきなわワールド内や那覇市内に多く店舗をもつ「35COFFEE(スリーファイブコーヒー)」は、風化したサンゴでコーヒーを焙煎する日本初のコーヒー専門店です。
南都酒造所と35COFFEEが出会って生まれたのが、「35リキュール泡盛珈琲」。
泡盛とコーヒーをブレンドするだけではなく、焙煎仕立のコーヒー豆を1ヶ月ほど泡盛に漬け込み、ゆっくりと育てて仕上がるリキュールは、本格的なコーヒーの風味・美味しさと泡盛の旨味がたっぷり。
泡盛としてよりも、コーヒーとして飲んでしまいそうな一品です。
沖縄では泡盛コーヒーを!沖縄ファミマから試してみよう!
いかがでしたでしょうか。今回は、沖縄ファミリーマートで人気沸騰中の「泡盛コーヒー」についてご紹介しました。
沖縄県民にとっては慣れ親しんだ味でも、初めて泡盛コーヒーを知った時はビックリしますよね!
合いそうにないのに、飲んでみると意外にも合う泡盛とコーヒーの掛け合わせ。また、さらにアレンジを加えるなど、泡盛コーヒーは未だに進化しています。
まだ泡盛コーヒーを試したことがないなら、ぜひ気軽に購入できる沖縄ファミリーマートの泡盛コーヒーから試してみて下さい。飲みやすさにハマる人が続出するかもしれません!?
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