憧れの離島・西表島を心から楽しむためには美味しいグルメは欠かせません。本格的なイタリアンからデートにもぴったりな雰囲気のお店など、海に浮かぶ自然豊かな島と言えど、西表島では美味しい絶品グルメを味わうことができます。
本記事では西表島で堪能できるグルメ&スイーツ8選をご紹介していきます。西表島観光を予定されている方は、雄大な自然の中で、グルメも楽しみましょう。
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Contents
西表島ってこんな島
西表島は、石垣島や竹富島などをはじめとした八重山諸島にある最大の島です。島の9割が亜熱帯の林で、島内は山がちで平地はほとんどありません。
そのため面積としては県内て本島に次ぐ大きさですが、人が住んでいるのは海岸線沿いの土地だけなので人口は2500人ほど。周囲130kmのこの島には急斜面や崖も多く、マリユドゥの滝やカンピレーの滝は観光スポットとしても有名です。
また西表島は特別天然記念物に指定されているイリオモテヤマネコやカンムリワシ、天然記念物のキシノウエトカゲやセマルハコカゲが生息していたりと貴重な生態系の残る島なのです。
西表島にきたらぜひここへ!

自然豊かな西表島には数多くのアクティビティが用意されています。独特の地形に息をのむほど美しい海、それらを楽しまない手はありませんが、忘れてはいけないのが西表島ならではの美味しいもの。
人気の絶品グルメからちょっと小腹が空いたら食べてみたいお手軽なものまで、せっかく西表島にきたのであれば西表島の味を堪能してみましょう。お腹も心も満たされること間違いなし!
西表島グリーンファーム
カフェ程度のご飯ではお腹いっぱいにならない!という方にはこちらがおすすめ。素朴な温かみのある店内で定食をいただけます。西表島では冬の時期になると猪が美味しいと言われており、西表島グリーンファームでも猪の肉を使った料理を味わうことができます。
ジビエはちょっと苦手・・・と思っていても、猪肉は味のクセも少なく獣特有の臭みもないので実は挑戦しやすいんです。もちろん牛肉を使用した定食なども用意されているので定番をいくのもアリ。セットで付いてくる西表そばも、本島で食べる沖縄そばとはまた違ったコクで人気の一品です。
キッチンinaba
星野リゾートが近いこともあり、ハイシーズンには予約で満席になってしまうことも珍しくない人気店です。落ち着いた木目調の店内は、カップルのデートにも家族連れの旅行にもぴったりな雰囲気があり、沖縄らしい食事をしたいけどあまりにもローカルな感じの食堂はちょっと・・・という方にもおすすめです。
島野菜の天ぷらや、たけのこを使用したチャンプルーなど、沖縄料理が初めてな人でも食べやすいお料理が盛りだくさん。苦味が強くあまり食べなれないゴーヤも、キッチンinabaのアレンジにかかれば子供だってパクパク食べちゃいます。
唐変木
上原港から車でおよそ10分ほど、まるで森の中にあるようなカフェです。ここ唐変木といえば真っ黒な沖縄そばは外せません。
薄く透き通った出汁の中に沈む真っ黒な麺というビジュアルは期待以上のインパクト、この黒さの秘密はイカスミであり“すみ汁そば”というその名の通り、イカスミの主張が激しいそばです。沖縄本島でいう沖縄そばはこちらの地域で八重山そばと呼ばれており、出汁ベースの味付けはそこまで変わりありません。
他にも田イモも使ったチーズケーキやパイなど、ブレイクタイムの利用にもおすすめです。
我瑠DINING いるむてぃや
店内には広いお座敷があり、ファミリー層も気軽に利用しやすい地元の居酒屋です。ハイシーズンには予約必須ですが、ここの売りは何と言っても美しい夕日が見られること。店内にいながらも大きな窓から見る夕日が、辺り一帯を鮮やかなオレンジ色に染め落ちていく様子は一見の価値ありです。
沖縄料理が充実しているので、居酒屋らしく何種類か注文してシェアするのもいいですね。ホテルのお洒落なレストランでの食事ももちろん魅力的ですが、こうした地元感あふれる場所に繰り出して飲んでみるのも旅行の醍醐味ではないでしょうか。
島イタリアン en
本島から遠く離れたこの地でも、手の込んだ“島イタリアン”を堪能できるお店があるんです。定番のフリットやムニエル、カプレーゼやパテといったメニューから島らっきょうのピザや島魚のカルパッチョ、軟骨ソーキの白ワイン煮など沖縄らしさを落とし込んだイタリアンはここでしか味わえないものばかり。
意外な美味しい組み合わせにきっと驚くはずです。ランチタイムにはスープとサラダがセットになったお手頃なメニューも用意されています。
スイーツが欲しくなったら寄りたいスポット
ご飯を食べた後に何かと欲しくなってしまう甘いもの。たくさん遊んで休憩がてらにほっと一息、そんな落ち着けるおすすめスポットをご紹介します。
心地よい島の風を感じながら、何もせずにぼーっとするだけの贅沢の時間も格別ですよ。
いりおもてカフェ
マングローブに囲まれた自然の中で回る水車が目印。夕暮れ時にテラスでまったりとコーヒーを飲みながら過ごすのがおすすめです。
西表島には夕日が綺麗に見えるスポットが数多くありますが、いりおもてカフェのテラスから見える美しい景色も時間を忘れて見入ってしまいそうです。ケーキやスムージーなど、遊び疲れた体に優しい甘さが染み渡ります。
西表 島菓子工房
現在は店舗を構えていないので、商店やお土産やさんなどで購入できます。沖縄県産のラムを使用したチョコレート菓子や濃厚なアイスなど、甘党の子供にも甘さ控えめが好きな大人にも愛されているお菓子ブランドです。
バターをたっぷり使ったフィナンシェにはイリオモテヤマネコの足跡がさり気無くデザインされていたりと、ちょっとしたお土産にも喜ばれそうですね。どこかで見つけたらぜひ手に取ってみてください。
旅人の駅 ユブカフェ
西表島から水牛で渡ることのできる由布島へ行くためにはチケットを購入しますが、その販売所にはお土産屋さんが併設されており、出発前の腹ごしらえとして手軽な軽食やスイーツを味わうことができます。
小さなお弁当が250円、サーターアンダギーやケーキ類が100円?と価格はとても良心的。暑い日には冷凍のパイナップルがクールダウンにも最高です。屋内にも椅子はありますが、外にある席で時間になるまでのんびり過ごしてみるのがおすすめです。時間があればここでちょっとしたお土産選びもいいかもしれませんね。
西表島へのアクセス
西表島は沖縄本島からおよそ460km離れています。そのためまず石垣島まで飛行機で移動をし、そこから船に乗り換える必要があります。石垣島からの航路は2ヶ所あり島の北側にある上原港まではおよそ45分、南側にある大原港まではおよそ40分です。マングローブツアーやカヌーをする場合は大原港付近が集合場所になっていることがほとんどなので、こちらの港を利用するのがおすすめです。
また島内の交通手段ですが、坂の多い地形で島の面積も大きいのでレンタカーが一番効率よく観光できます。その他にも観光バスやタクシー、路線バスもあるので行きたい場所に合わせて事前にプランを組んでおいたほうが良さそうです。
まとめ
一度は行きたい八重山諸島、旅の思い出には美味しいグルメも欠かせませんよね。本州から遠く離れたこの西表島では、他では見ることのできない貴重な動植物やここでしか感じられない島特有のゆっくりと流れる時間を体感することができます。
飛行機の移動が早くて楽な分、石垣島の観光だけで終わってしまいがちですが、そこからもう一足伸ばしてぜひ西表島を訪れてみてはいかがでしょうか。
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