
沖縄県竹富町の黒島とは、石垣島からフェリーで気軽にアクセスできる小さな離島。黒島に住む人口よりも、牛の数が多いことで知られています。
牛の島と呼ばれることもある黒島ですが、その魅力は水牛だけではありません。実は黒島では、絶品グルメも提供されています。そこで今回は、水牛とのどかに流れる時間が豊かな黒島の、絶品グルメについて紹介します!
黒島観光を計画されている方は、是非本記事で黒島の絶品グルメをチェックして頂き、実際の観光の際に全ての黒島グルメを堪能できるよう観光コースを計画してみてくださいね。
スポンサードリンク
Contents
竹富町の黒島とはどのような島なのか
沖縄県の竹富町が発表している「竹富町地区別人口動態票(平成28年1月末)」によると、黒島に住んでいる人口は210人。210人は決して多い数字ではありませんが、黒島は大きな島ではありません。
自転車を使っても60分程度で周れる大きさです。ではそんな黒島の魅力はどこにあるのでしょうか。それは信号がなく、のどかな雰囲気が流れているところです。黒島は水牛が人口の10倍以上、のんびりと過ごしています。その風景に癒されることは間違いありません。
また黒島の形はハート型です。島の形からも癒されてしまいそうですよね。離島の自然を満喫したい場合には、黒島はぴったりな観光スポットだといえるでしょう。
黒島なら放牧されている牛にも出会える
前述の通り、黒島は牛の島です。島内を観光していれば、色んな場所で牛達に出会うことができます。黒島では真っ黒な牛や茶色い牛、大きな牛や小さな牛などが放牧されています。
自転車でのんびりと島を散策して牛との出会いを楽しむのも黒島の楽しみ方の一つです。
そして黒島で最高のグルメを楽しみたいなら、おすすめのイベントがあります。それは牛まつり。黒島の牛まつりは毎年2月に開催されるお祭りです。この時は、島の外からも多くの人が集まります。
またイベントの参加費がリーズナブル、という点も嬉しいところ。石垣島からアクセスする場合でも、往復の乗船券がついてチケットは3,000円未満。この金額で、牛がまるまる一頭もらえる可能性がある抽選券もセットです。
黒島の牛まつりに参加したら牛肉料理を堪能しよう
牛まつりは、音楽ライブや身体を使った競技など様々な企画が用意されています。それは参加すれば1日楽しめるほどです。ただ長い時間お祭りに参加するなら、食事が気になるところですよね。
牛まつりでは、色々な牛料理が色々なお店で提供されます。もちろん提供される牛は放牧で育てられた新鮮な牛です。出店しているお店の中には、分厚いお肉がワイルド焼かれて提供されるところもあります。
思いきり牛肉にかぶりつきたい場合は、そういったお店を選びましょう。そして何といってもオススメは牛丼です。牛丼はどこでも食べられる、という印象があるかもしれませんが、牛の島で食べる牛丼は格別です。小腹が空いた際は、肉巻きおにぎりや牛汁などもオススメですよ。
黒島の絶品おすすめグルメ5選
前述の通り、黒島では牛肉がオススメですが、美味しいグルメはそれだけではありません。では黒島では他にどのようなグルメがあるのでしょうか。それは次の通りです。
1.八重山諸島の郷土料理!「八重山そば」
まずは黒島にある食堂、パーラーあ~ちゃんのグルメについて紹介します。黒島を訪れたら、食べておきたいグルメの一つ目は、八重山そばです。八重山そばとは八重山諸島の郷土料理で、あっさりとした食感が特徴です。沖縄そばが好きな方なら、その味に満足できることは間違いありません。
沖縄旅行の夜は、美味しい食事を食べて、泡盛を飲み過ぎてしまうことがありますよね。そういった日の翌日はどうしてもお酒が身体に残りがちです。そんな飲み過ぎた翌日にも八重山そばはオススメです。
2.黒毛和牛が嬉しい「牛そば」
2つ目に紹介する絶品グルメは牛そばです。牛そばもパーラーあ~ちゃんで食べられるメニューの1つですが、注目したいのはそのボリュームです。牛そば美味しい黒毛和牛がたっぷりとそばの上に乗っています。
このメニューを食べれば牛の島に来ていることを実感できるほど。ダシは濃いですが、その分そばはあっさりとしているのでバランスも絶妙です。牛肉が好きな方には特におすすめのメニューです。ご飯と一緒に食べても合うので、お腹が空いている時はライスも一緒に注文して食事を楽しみましょう。
3.黒島で新鮮な魚が食べたいなら「魚汁」
3つ目の絶品グルメは魚汁です。このメニューもパーラーあ~ちゃんのものですが、注目したいものはその鮮度。新鮮な魚が魚汁として調理されます。黒島の食材を堪能したい、という方は特におすすめ。
やっぱり黒島まで足を運んだなら、できるだけ現地の食材も食べたいですよね。お腹が空いている時は、ごはんも注文して、魚汁をじっくりと味わいましょう。
4.ハリセンボンを食べられる?「アバサー汁」
ハリセンボンを食べる、という経験がある方は少ないのではないでしょうか。4つ目に紹介する絶品グルメはアバサー汁です。アバサー汁のアバサーとは、ハリセンボンを意味します。
ハリセンボンといえば海の中で全身から針を突き出す怖い生物、という印象があるかもしれませ。しかし実際は手の平にコロっと乗る程度のサイズしかありません。また海から地上に出れば口を必死にパクパクさせて、その姿は愛らしさすら感じさせるほど。
ではハリセンボンはどの部分を食べることができるのでしょうか。それは皮を剥いだ後の見の部分です。ハリセンボンには針がありますが、その部分は皮と一緒に剥がすことができます。
初めて注文する際は少し勇気が必要ですが、その味の良さは人気が証明しています。アバサー汁は、パーラーあ~ちゃんの看板メニューになるほどの人気メニューの一つだからです。アバサー汁は現地では、お腹の調子があまり良くない時にも飲まれたりもしています。
飲み過ぎた翌日にもいいかもしれないですね。沖縄旅行で思い出に残る食事がしたい、という場合もアバサー汁はおすすめです。
5.「かぼちゃのタルト」でお茶の時間を楽しもう
5つ目に紹介する黒島のグルメはかぼちゃのタルト。黒島のカフェiconomaで食べられるメニューの一つです。お洒落なカフェの店内で、コーヒーや紅茶と一緒に食べると、かぼちゃのタルトはより美味しく味わうことができます。
前述したように、黒島は自転車でも60分程度で周れる大きさです。自転車で島を巡りながら、休憩でカフェに立ち寄り、かぼちゃのタルトでくつろげば贅沢な時間になることは間違いありません。
黒島でグルメを楽しむなら現地食材がおすすめ!
ここまで黒島の絶品グルメについて紹介しましたが、いかがでしたか?黒島で絶品グルメを楽しむなら現地食材を堪能することが欠かせません。黒島は牛の島です。特に牛肉が含まれたメニューを食べることは欠かせないといえるでしょう。
そしてパーラーあ~ちゃんでは、八重山そばや牛そば、魚汁にアーサー汁など、黒島ならではの料理が味わえます。こういったメニューは東京や大阪で見かけることはほとんどないですよね。黒島ならではの食事を注文する、というのは絶品グルメを見つける基本です。
また黒島は雰囲気と一緒に食事を楽しむこともオススメです。同じ料理でも宿の部屋で、一人きりで食べるのと雰囲気が良いお店で食べるのでは、味わいが違いますよね。美味しい食事には良い雰囲気が必要です。かぼちゃのタルトも、黒島の雰囲気を感じながら味わいましょう。黒島で美味しい食事を堪能したい場合は、現地食材をふんだんに使ったグルメを楽しむことがオススメです。
スポンサーリンク