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宮古島の世界初の地下ダムを学べる「地下ダム資料館」の魅力と楽しみ方

「地下ダム資料館」をご存知ですか?宮古島にあるなかなか地味めの施設ですが、『行ってみたらおもしろい!』と観光客の間で評判となっているスポットです。

地下ダムとは、宮古島で造られた世界初の地下水を使ったダムのこと。この地下ダムができたおかげで、長年、宮古島の農業を苦しめてきた“水不足問題”を解決できました。

そんな珍しい地下ダムについて、わかりやすく教えてくれるのが宮古島の城辺にある地下ダム資料館です。本記事では、地下ダム資料館の基本情報からダムマニアにはたまらないダムカード情報までたっぷりとご紹介します!

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地下ダム資料館の基本情報

地下ダム資料館は、宮古島の農業を救った“地下ダム”について学ぶことができる施設です。

地下ダムが完成したことで約2,400万トンもの水源が確保され、8,400ヘクタールもの畑に灌漑を行うことができたのです。

ちなみに、宮古島には、「福里(ふくざと)地下ダム」、「砂川地下ダム」、実験用の「皆福(みなふく)地下ダム」、そして、現在建設中の「仲原地下ダム」があります。

地下ダム資料館とは

地下ダム資料館をご紹介する前に、そもそも“地下ダム”とは何なのかを簡単に説明しましょう。

地下ダムとは、世界で初めてこの宮古島で造られた“地下水を利用した”ダムのこと。地中にコンクリートの壁を埋め込み、地下水をせきとめてつくります。

川のない宮古島は、降水量が少ない年は、いつも干ばつの被害と隣り合わせで、特に農業に従事する人たちにとっては“安定した水の供給”は悲願中の悲願でした。

この長年の課題であった“安定した水の供給”の解決策となったのは、意外にも、保水にむかない宮古島の地質の特徴、琉球石灰岩でした。地質調査によって、保水力はないももの浸透性の高い琉球石灰岩の地層が、雨水をスポンジのように吸い込み、地中に地下水が貯えられていることが判明しました。

そこで、地下水を地下でせきとめ、水を確保する世界で初めての“地下ダム”が誕生したわけです。

地下ダム資料館では、宮古島の農業や島民の生活の救世主となった地下ダムの構造や建設する際の工夫、さらには、地下水のメカニズムなどを映像やジオラマ模型などでわかりやすく解説しています。

地下ダム資料館へのアクセス・駐車場・最寄り駅

地下ダム資料館は、宮古空港から県道78号線で城辺福里地区へ向かい、車で約20分ほど。保良川ビーチへ向かう途中にあります。

住所/沖縄県宮古島市城辺福里1645-8
アクセス/宮古空港から車で約20分
駐車場/無料駐車場あり

地下ダム資料館の営業時間・休館日

地下ダム資料館の営業時間は、時期によって異なり、 夏季(4月~9月)9:30~18:15、冬季(10月~3月)8:30~17:15です。

休館日は毎週月曜日。そのほか年末年始(12月29日~1月3日)もお休みです。

  • 営業時間/夏季(4月~9月)9:30~18:15、冬季(10月~3月)8:30~17:15
  • 休館日/月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

地下ダム資料館の料金・クーポン・チケット購入方法

地下ダム資料館の入場料金は、 一般300円、高校生・大学生200円、小学生・中学生100円。

15名様以上の団体は、団体割引があります。団体割引ならそれぞれ50円引きになります。一般250円、高校生・大学生150円、小学生・中学生50円。

  • 料金/一般300円、高校生・大学生200円、小学生・中学生100円
  • 団体料金/一般250円、高校生・大学生150円、小学生・中学生50円

地下ダム資料館の魅力と楽しみ方

地下ダム資料館は、世界でも珍しい地下ダムに関する情報がたっぷり展示されているのが魅力。

また、屋外にある、実際に稼働している地下ダムの水位水質観察施設や、地下ダム資料館で配布しているダムカードも地下ダム資料館とあわせて楽しみたいポイントです。

世界初の地下ダムを学べる

地下ダム資料館では、宮古島の長年の課題“水の安定供給”を実現させた、世界初の地下ダムについてたっぷり学べます。

地下ダムの建設は「宮古の農業改革」ともいわれるほどの偉業で、多くのメリットがあります。

例えば、地中にある地下ダムは、ダムが壊れて家屋が流出するなど、決壊災害の心配がありません。そのほか、土地を水没させる必要がないため地表部分は今までどおり使えること。年中水温が安定していること。さらに、地下水の流れは比較的遅いため、長期間の供給ができるのも地下ダムだからこそのメリットです。

地下ダム資料館では、人間の知恵と工夫が生み出した地下ダムの構造や宮古島の地下水のメカニズムなどを映像や大型のジオラマなどを使ってわかりやすく解説しているので、夏休みの自由研究にするのも良いでしょう。

一部地上に出ている地下ダムのスケールを見れる

地下ダム資料館の見学後に、立ち寄ってほしいのは、資料館から歩いてすぐのところにある、地下ダムの水位水質観察施設。

実際に使われている「福里地下ダム」の止水壁の一部が地上に現れている場所で、ここで地下水位、水温、水質などを測定しています。普段、地下にあって見ることができない地下ダムを間近でみられる貴重なスポットです。

ダムファン垂涎のアイテム「ダムカード」をゲットできる

地下ダム資料館では、ダムファンにはたまらない、4種類の「ダムカード」をもらうことができます。

ダムカードは、国土交通省と水資源機構の管理するダムで発行されるカードで、ダムの写真やダムの形式、貯水池の容量、建設技術など、基本的な情報から玄人好みのマニアックな情報まで掲載されています。

宮古島の地下ダムでは、2015年に「福里地下ダム」、「砂川地下ダム」、実験用の「皆福地下ダム」3つのカードを発行。そして、2019年1月に、現在建設中の「仲原地下ダム」のカードが新しく発行されました。

地下ダムは、一般的なダムとちがって、完成すると地上からその姿を見ることができません。そこで、工事の作業の様子が分かるように、現在建設中の「仲原地下ダム」のダムカードを発行したそう。建設中のダムカードはレアです。

それでは、各カードの入手方法をご紹介しましょう。

砂川地下ダムカード

砂川地下ダムカードは、地下ダム資料館の窓口で、砂川地下ダムに行ったことを証明する写真を提示するともらえます。証明する写真は、砂川地下ダムの最も上流にある貯水区域案内板、地下ダム開発の経緯や特徴を説明した砂川地下ダムの案内板などと来訪者が写っているものです。

皆福地下ダムカード

皆福地下ダムカードも、地下ダム資料館の窓口で、皆福地下ダムに行ったことを証明する写真を提示するともらえます。証明する写真は、「皆福地下ダム公園」にある記念碑と来訪者が写っているものです。

福里地下ダムカードと仲原地下ダムカード

福里地下ダムカードと仲原地下ダムカードは、写真の提示は必要なく、地下ダム資料館の窓口で、ダムカードが必要な旨を伝えればもらえます。

地下ダム資料館まとめ

地下ダム資料館は、世界でも珍しい地下ダムに関する専門施設。いいかえれば、宮古島ならではの、宮古島でしかできない体験ができるスポットといえるでしょう。

雨の日の代替案として訪れた観光客からは『想像以上に興味深かった』『行って損はない!』など評判も上々。

ぜひこの記事を参考にして、長い間、水不足に苦しんできた宮古島の農家や島民たちの生活を潤してくれた、画期的な大発明である地下ダムを学びに、「地下ダム資料館」を訪れてみてはいかがでしょうか?

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