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沖縄の文化とは?代表的な沖縄文化の魅力と由来

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首里城に赤瓦の古民家、シーサーに色鮮やかな琉球衣装…

沖縄を訪れたことが無い方でも、沖縄には日本本土とは異なる文化が存在することに気づかれた方はいらっしゃるかと思います。

また、沖縄を訪れた際に、実際に沖縄文化を目の当たりして本土との違いに驚かれた方、沖縄文化の由来が気になった方もいるのではないでしょうか。

異なる文化を持つ土地を訪れる際、その土地の文化を理解することは地元の方たちへ敬意を払うことになりますし、文化の違いから生じるトラブルを防ぐことにも繋がります。また、文化を通してその地域を理解することで、旅行をより楽しむこともできます。

以下では、代表的な沖縄の文化とその魅力、由来についてご紹介します。

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沖縄文化の背景

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沖縄文化が日本の他の地域と異なる文化を持つ理由の一つとして、沖縄の歴史的な背景があります。

沖縄は1879年までの約450年間、「琉球王国」という独立した王国でした。琉球王国時代、日本、中国そして東南アジアとの貿易が活発に行われており、この頃に三線、泡盛、紅型といった琉球文化の基礎が流入したと考えられています。

また、人気の沖縄土産の一つである琉球ガラスのように、終戦後のアメリカ軍の占領がきっかけで誕生した沖縄文化も存在します。

以上に加えて、地理的に日本本土から離れていること、亜熱帯の気候も沖縄独自の文化を形成するのに影響したと言えるでしょう。

代表的な沖縄文化

ここでは観光で沖縄を訪れた際に必ずと言っていいほど目にする代表的な沖縄文化、そして沖縄についてさらに深く知る上で外せない沖縄独自のユニークな文化をご紹介します。

シーサー

シーサー画像

沖縄と言えばシーサーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。お土産にもシーサーをモチーフにした商品が多く、沖縄のマスコット的存在となっていますが、このシーサーも代表的な沖縄文化の一つです。

シーサーの発祥は諸説あり、まだはっきりとはしていませんが、発祥は沖縄ではなく、エジプトのスフィンクスや古代オリエント・インドに生息していたライオンが原型となって、シルクロードを経由して沖縄に伝わったという説が有力です。

シーサーには悪霊を追い払う魔除けの意味があると信じられており、雌雄2頭一組で屋根の上などに置かれています。一般的に口を閉じたシーサーがオス、口を開いたシーサーがメスだと言われていますが、その逆だという説もあります。

本土の神社で見られる狛犬に似ており、また中国には唐獅子と呼ばれるシーサーそっくりな獅子像が存在することからも、交易を通して多方面から影響を受けて形成された沖縄文化の背景が垣間見えます。

エイサー

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沖縄の伝統芸能の一つであるエイサー。色鮮やかな衣装をまとった若者が隊列を組み、太鼓を打ち鳴らす姿は大迫力で、圧倒されます。東京を始め、沖縄県外のイベントでも披露されることがあるので見たことがある方も多いかと思います。

そもそもエイサーとは、沖縄の盆踊りのこと。沖縄では旧盆に青年男女が集落内を踊り巡り、各家の無病息災、家内安全、繁盛を祈り、祖先の霊を供養する為に行われるそうです。

エイサーの由来は、琉球王国時代に浄土真宗が伝わり、葬儀や法事で念仏歌を歌って霊を供養したことが原型だと考えられています。

最近は沖縄出身アーティストのポップス曲に合わせて踊ることもあり、時代に合わせてさらに進化していると言えるでしょう。

琉球ガラス

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沖縄の伝統工芸で、人気のお土産の一つである琉球ガラス。先ほど少し触れたように、この美しい琉球ガラスが誕生したのは、戦後のアメリカ軍による占領がきっかけでした。

沖縄ではもともと明治時代に長崎や大阪からやって来たガラス職人によって「吹きガラス」工芸が伝えられ、生活用品が作られていました。

そして、アメリカ軍の占領時代、アメリカ軍が使用したコーラやビールの色つきガラス瓶を再利用してアメリカ軍向けにガラス製品を作り始めたことが現在の琉球ガラスへと繋がっています。

現在の琉球ガラスは芸術性も高く、各ガラス工房が競う合うことによって、さらに進化を続けています。戦争がきっかけとなって誕生した琉球ガラスが高く評価され、その地位を確立してきたことに沖縄文化の底力を感じます。

琉球舞踊

琉球舞踊と聞くと、華やかな伝統衣装をまとって踊る姿をイメージされる方が多いかと思います。

琉球舞踊とは沖縄県内を中心に継承される舞踊の総称で、大きく分けて古典舞踊(宮廷舞踊)と雑踊の2種類があります。

古典舞踊は琉球王や国賓の前で踊られた舞で、雑舞は明治以降に庶民の風俗や題材を取り入れて生まれた踊りです。つまり、私たちが普段イメージする琉球舞踊とは、古典舞踊の方になります。

古典舞踊、雑踊のどちらにも沖縄の歴史的背景が大きく影響しています。古典舞踊は、琉球王国時代に冊封使(中国皇帝の使い)をもてなす為に踊られており、王府の庇護のもとに発展しました。

また、雑踊が誕生したきっかけは、1879年の琉球王朝の崩壊により、王府の保護を失った舞踊家たちが街の芝居小屋で民衆相手に興行を始めたことでした。

沖縄のレストランなどで琉球舞踊のショーが行われており、観光客でも気軽に鑑賞することが可能です。琉球舞踊の持つ歴史を知った上で、ぜひ訪れたいですよね。

三線

沖縄の弦楽器である三線。90年代にTHE BOOMの「島唄」がヒットしたことがきっかけで、沖縄県外でも急速に認知度が上がりました。沖縄音楽を聞いたことがある人ならすぐわかる、優しい音色が三線の音です。

三線は本土の三味線のルーツの一つであるとも言われていますが、音色も見た目も三味線とは大きく異なります。三線の胴の部分には、ニシキヘビの皮が貼られており、一目で見てわかる特徴的な見た目をしています。

三線は、琉球王国時代に中国から伝わったと言われています。当初は琉球王国の宮廷内で流行し、その後徐々に庶民の間に広がっていきました。

沖縄文化の音楽面において、三線はなくてはならない存在です。

紅型(びんがた)

色鮮やかで美しい琉球衣装を作るのに欠かせないのが、紅型(びんがた)と呼ばれる染色技術です。

先ほど少しご紹介したように、紅型は琉球王国時代の交易によって、中国やインド、ジャワの染色技法が伝わったことがきっかけで、沖縄独自の染色技法として誕生しました。

現在は伝統的な紅型以外にも、Tシャツやアクセサリー、小物類など現代風にアレンジされた紅型があり、沖縄土産として人気を集めています。

泡盛

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沖縄の酒文化といえば、泡盛です。

泡盛のルーツは類似した蒸留酒が存在することから、タイまたは中国にあると言われていますが、黒麹を使用した製法は泡盛独自のものということもあり、沖縄の風土および文化によって育まれたお酒だと考えられています。

琉球ガラスのグラスに泡盛を注ぎ、三線の奏でる音楽を聞いたり、琉球舞踊を鑑賞したり…といった贅沢に沖縄文化を味わうのも悪くないですよね。

新鮮だけど懐かしい沖縄文化の魅力

代表的な沖縄文化をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。長年鎖国が続いた日本本土とは異なり、琉球王国時代をはじめとした沖縄の近隣諸国との活発な交易が独自の文化の形成に大きく影響してきました。

また、ただ他国から文化を取り入れるというだけではなく、沖縄の風土によって独自の発展を遂げ、現在の沖縄文化が誕生したという点も興味深いです。

そして、三味線のルーツの一つとも言われる三線、シーサーと狛犬との類似性からもわかるように、完全に日本本土の文化と異なるというわけではなく、どこか繋がりを感じる部分があります。

異国情緒はあるけれど、日本本土の文化とも共通点があり、懐かしさを感じるということが沖縄文化に魅力を感じる理由なのかもしれません。

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