沖縄旅行は、沖縄までの飛行機代と宿泊費だけでかなり出費がかさみます。そのため、「観光にはそんなにお金をかけたくない、でも、楽しみたい」というのが本当のところですよね。
そんな方々、ご安心ください!沖縄には、お得な値段で満喫できる観光スポットが満載です。
そこで今回、世界遺産や景勝地、イルカショーや人気土産の工場見学まで、お得で楽しい観光スポットを8か所ご紹介します。ぜひ、沖縄旅行のプランを立てるときの参考にしてくださいね。
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Contents
イルカショーが無料!「海洋博公園」
本部町にある「海洋博公園」は、昭和50年の「沖縄国際海洋博覧会」を記念して建てられた国営公園です。
美しい海に面した広大な公園には、沖縄美ら海水族館や2,000株以上のランを展示する熱帯ドリームセンターなどが併設され、人気の観光スポットなっています。
この海洋博公園には有料スポットのほかに、お得に楽しめるスポットも盛りだくさん。「オキちゃん劇場」では、ダイナミックなイルカショーがなんと無料で見られます。ショータイムは、11:00・13:00・14:30・16:00の1日4回。
「おきなわ郷土村」は、17~19世紀頃の琉球王国の村落を再現したエリア。御嶽(ウタキ)、拝井泉(ウガミガー)、神アサギなどの伝統的な村落形態が見られます。もちろん、入場料無料。
さらに、毎日10:00~16:00は、地元本部町のおばぁたちが三線や伝統的な踊りカチャーシーを教えてくれる体験教室も無料で開催しています。黒糖などのお茶菓子もいただけるんだとか。
沖縄など太平洋地域の海洋民族の歴史や文化を紹介する施設「海洋文化館」には、最大1億4千万個に及ぶ美しい星空を楽しめるプラネタリウムも併設されています。
上映プログラムは、星の誕生や大爆発などの瞬間をデジタル映像で紹介するものや沖縄の民話を交えながら地元の本部町から見える季節ごとの星空を紹介するものなどがあります。
「海洋文化館」の入場料は、高校生以上170円、小・中学生50円。
「海洋博公園」
【住所】沖縄県国頭郡本部町字石川424
世界遺産「座喜味城跡」
沖縄本島中部、読谷村にある「座喜味城跡」。世界遺産になっている城跡でありながら、入場料も駐車場も無料です。一日中開いているので、明け方や夕暮れ時に訪れることもできます。
この城は15世紀前半に標高125mの丘の上に築かれたもので、座喜味が4キロほど離れた山田城の城主・護佐丸(ごさまる)が山田城を取り壊してその石材で造らせたといわれています。
曲がりくねった外郭と内郭の2つの郭(クルワ)からなる城で、沖縄の城の中では中規模の大きさ。琉球石灰岩で積まれた石垣の曲線やアーチ門の美しさが見どころです。
他の城にはなく座喜味城跡にしかない特徴は、アーチ門棟石にクサビが打ち込まれていたり、カーブを多用した石垣の曲線に高度な技術が施されているところです。
これらの特徴は座喜味の土質が“国頭マージ”と呼ばれる崩れやすい赤土のため、強度を保ち、敵に攻め落とされないための工夫から生まれたもの。
屏風のように曲線を描いた城壁も美しさを求めたのではなく、敵から攻められにくくするために生まれた構造なのです。土質のもろさを知恵と工夫でカバーした座喜味城は、戦国時代の最高傑作の要塞と称されるほどでした。
【住所】沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-6
“安・近・快”の人口ビーチ「豊崎美らSUNビーチ」
「豊崎美らSUNビーチ」は入場料も駐車場も無料、那覇空港から車でわずか15分、ビーチ監視員も常駐し、シャワーやロッカーなどの設備もそろった、安くて・近くて・快適なビーチです。
県内最大級という全長700mの美しい人工ビーチには、日陰になる東屋やハブクラゲネットも設置され、安心して海水浴を楽しめます。
すぐ近くにアウトレットモールあしびなーもあるのでショッピングの後によってみてもいいかもしれませんね。
「豊崎美らSUNビーチ」
【遊泳時間】4月~6月、9月~10月(9:00~18:00)、7月~8月(9:00~19:00)
【住所】沖縄県豊見城市字豊崎5-1
朝日を浴びてパワーを充電「辺戸岬」
沖縄の最北端にある国頭村の岬「辺戸岬 (へどみさき)」。晴れていると伊是名島と伊平屋島、鹿児島県の与論島や沖永良部島まで望めます。入場料も駐車場も無料です。
一番の見どころは「朝日」。太平洋と東シナ海がぶつかる海から昇る朝日が有名で、元旦にはここから初日の出をみようと沖縄中から観光客がやってくるほどの初日の出スポットです。
またこの絶景スポット、海の底まで見える機会はあまりありません。冬は北風の影響により強く海が荒れることが多いからです。しかし風の弱い晴れた日に、しかもお昼ごろに訪れれば冬でもきれいな海を見ることもできます。
綺麗な海を見るのも大きな魅力ですが、荒い波が岩にぶつかるのを見るのも迫力があってよいのではないでしょうか。
「辺戸岬」
【住所】沖縄県国頭郡国頭村字辺戸
ヤンバルの聖地「大石林山」
こちらは有料ですが、辺戸岬を訪れたらぜひ立ち寄って欲しい「大石林山(たいせきりんざん)」。
辺戸岬の後ろにそびえる雄大な山々は、島建ての神「アマミキヨ」が降り立った沖縄最初の聖地「安須杜(アシムイ)」とされていて、「大石林山」はその聖地の中にある沖縄国定公園です。
ヤンバルの雄大な自然がそのまま残り、大きく成長したソテツや日本最大級のガジュマルなど亜熱帯の森を体感できます。
自然が生み出した奇石や巨石も多く見られ、2億年前の石灰岩が長い歳月をかけて侵食されてできた地形「熱帯カルスト」は圧巻です。ここで見られる「熱帯カルスト」は、世界最北端に位置するのだそう。
「大石林山」
【住所】沖縄県国頭郡宜名真1241
【入場料】高校生以上820円、4歳~中学生520円
最後に夕日が沈む場所「残波岬」
読谷村にある景勝地「残波岬」。高さ30~40mもの隆起サンゴ礁の絶壁が約2キロも続き、打ち付ける波のしぶきが荒々しい迫力ある風景が見られます。入場料も駐車場も無料です。
「残波岬」の一番の特徴は、「夕日」。沖縄本島で一番最後に夕日が沈む場所で、岬からは慶良間諸島や伊江島も望め絶好のサンセットビューポイントです。
夕日が沈んだ後も、オレンジ色から漆黒に移り変わる間、空は美しいグラデーションで彩られ、表情を刻々と変えていきます。そして辺りが暗くなると灯台の明かりがともり、闇夜を照らします。
また、「残波岬いこいの広場」には、高さ8.75メートル、長さ7.8メートルの巨大シーサーもあって人気の記念写真スポットとなっています。読谷村出身の彫刻家、金城実さんと村民1000人の共同制作なんだそう。
「残波岬」
【住所】沖縄県中頭郡読谷村字宇座
美味し!安し!「高良食堂」
那覇市若狭の人気食堂「高良食堂」。1972年(昭和47年)創業で、40年以上、地元の人たちの胃袋を満たしてきた“普段の沖縄”を感じられるスポット。
メニューは、沖縄の定番メニューからカレーライス、かつ丼、お刺身、マーボー豆腐、タコスまで、バラエティ豊か。
どのメニューも安くて、ボリューム満点。沖縄の定番、“Aランチ”は、とんかつ・エビフライ・スペアリブ・芋天・目玉焼き・お刺身・サラダ・沖縄そばorスープがついて700円。
「沖縄そば」は、なんと1杯300円という破格の値段。よく煮込まれたお肉もしっかりとのっています。ランチサービスで沖縄風炊き込みご飯「ジューシー」付き!これで、300円なんです。
【住所】沖縄県那覇市若狭1-7-10 不定休
「スッパイマン」の工場見学
甘酸っぱい乾燥梅を使った「スッパイマン 甘梅一番 」で有名な上間菓子店。沖縄土産としても人気のスッパイマンを作る工場を無料で見学できます。
材料の梅の洗浄から味付け、乾燥、選別、包装と一連の工程が見られるほか、袋に自分で絵を描いてオリジナルスッパイマンキャンディーを作ることもできます。(200円)
少人数なら予約は不要なので、雨の日のスケジュールに加えることもできます。見学の受付時間は、日祝祭日以外の9:00~11:30、13:00~16:30です。
「上間菓子店」
【住所】沖縄県豊見城市豊崎3-64
お金をかけなくても楽しめるのが沖縄!
世界遺産から郷土料理まで、お金をかけなくても楽しめるのが沖縄の懐の深さです。沖縄の食堂はどこも安くてボリュウム満点。メニューにはゴーヤーチャンプルーや魚汁、タコライスなど沖縄を代表するグルメも揃っていて、お得な値段で、沖縄の味を堪能することができます。
また、世界遺産の城(グスク)で入場が無料なのは、今回ご紹介した座喜味城跡のほかに、うるま市の勝連城跡。その他の城は有料といっても数百円なので、5つの世界遺産のグスクを巡るのもいいですよね。
ぜひ、お得に沖縄旅行を満喫してくださいね!
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