“秋・冬の沖縄”を楽しむアクティビティのひとつが“runイベント”。なんと、沖縄では、秋・冬を中心に年間50ほどのランニングイベントが開催されています。
南国沖縄ですが、秋や冬なら暑すぎることがないので、快適に走れます!心地よい潮風を浴び、目の前に広がる青い海を眺めながらのマラソンは、やっぱり“沖縄”だからこそ。中には、島を一周するものもあります。
そこで今回は、沖縄で人気のランニングイベントを7つご紹介!運動不足が気になる人は、今日からトレーニングを始めて、ぜひ、沖縄のランニングイベントに参加してみてくださいね!
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Contents
NAHAマラソン
毎年12月の第1日曜日に開催される「NAHAマラソン」。1985年に那覇市とハワイ・ホノルル市の姉妹都市提携25年を記念してスタートしたマラソン大会です。
参加人数の定員はなんと30,000人!定員を超える応募があった場合は抽選になります。
種目は、日本陸連公認のフルマラソン42.195キロ。平和祈念公園を中心に、那覇市、南風原町、八重瀬町、糸満市、豊見城市の南部5市町を颯爽と走り抜けるコースです。毎年、沿道には地元の人たちが応援にかけつけてくれて、走る力がもらえるのも「NAHAマラソン」の魅力。
参加費は一般6,500円、18歳以下(高校生以下)5,000円、65歳以上5,000円。
【開催日】12月の第1日曜日
【コース】平和祈念公園コース 国道58号線明治橋交差点スタート
【種目】フルマラソン
【申し込み期間】6月上旬~6月中旬頃
【問い合わせ】 NAHAマラソン協会事務局TEL:098-862-9902
おきなわマラソン
沖縄本島中部で2月に開催されるマラソンイベント。一般参加型の市民マラソン部門と日本陸連公認の競技マラソン部門のあるフルマラソン、さらに、高校・一般10kmロードレース部門があります。
開催時期は、沖縄が1年で最も寒くなる2月。といっても、平均気温17.1℃、最高気温19.8℃、最低気温14.6℃。マラソンに最適な気温は15℃ほどといわれているので、沖縄の2月は“マラソン向き”といえそうです。
スタート・ゴール地点は沖縄市と中頭郡北中城村に位置する沖縄県総合運動公園。世界遺産、勝連城跡のあるうるま市、沖縄市を通り、嘉手納町の嘉手納基地内もコースに含まれているのが特徴です。
最初の10km以外は比較的アップダウンを繰り返すコースです。参加費は、フルマラソン(一般)4500円、(16~18歳の高校生/65歳以上)3500円。10kmロードレース(一般)2700円、(16~18歳の高校生)1200円。
【開催日】2月中旬頃
【コース】沖縄県総合運動公園(泡瀬)スタート
【種目】フルマラソン/高校・一般10km
【申し込み期間】11月~12月上旬頃
【問い合わせ】おきなわマラソン実行委員会TEL:098-930-0088
エコアイランド宮古島マラソン
沖縄本島の南西およそ300kmのところに位置する自然豊かな宮古島で開催される「エコアイランド宮古島マラソン」。
このマラソンは、制限時間がフルマラソン7時間、ハーフマラソン3時間30分とゆとりがあるため、初心者にもおすすめです。開催されるのは、毎年10月中旬~下旬。定員は600名。
コースの魅力は、宮古島と来間島を結ぶ全長1690m来間大橋(くりまおおはし)。海の真ん中に真っすぐ伸びる開放感満点の橋の上を潮風をいっぱい浴びながら走れます。
参加費は、フルマラソンの部一般5,000円、ハーフマラソンの部一般4,000円・高校生3,000円、10㎞の部一般3,000円、高校生1,500円。
【開催日】10月中旬~下旬
【コース】宮古島市陸上競技場スタート
【種目】フルマラソンの部(19歳以上)、ハーフマラソンの部(高校生以上)、10kmの部(高校生以上)
【申し込み期間】6月上旬~9月中旬
【問い合わせ】エコアイランド宮古島マラソン実行委員会事務局TEL:0980-73-1881
沖縄本島1周サバイバルラン
「沖縄本島1周サバイバルラン」とは、名前の通り、沖縄本島を1周するという過酷なマラソン大会。沖縄本島約400kmを72時間という制限時間で走り抜けます。
2014年に初めて開催された時の完走者はたった4名だったということからも“サバイバル”感が感じられますよね。
本島をぐるりと一周するコースは、歩くと58時間以上かかる距離。那覇市からスタートし、浦添市、宜野湾市と、時計回りで一周します。コースに起伏があるのはもちろんのこと、給水場所もなく、夜は街灯のない所もあるので初心者向きではありません。ですが、“走り”に自信のある人なら、チャンレジしたくなるはず。
開催期間は11月中旬の4日間。途中、制限時間付きの3つのポイント、第1CP「残波岬」、第2CP「辺戸岬」、第3CP「海中道路西口」が設けられています。
種目はサバイバルラン400km(男子・女子)のみ。参加資格は100km以上のウルトラマラソン完走者、年齢は18歳以上(高校生以上)。定員は50名。参加費は25,000円です。
【開催日】11月中旬の4日間
【コース】沖縄国際ユースホステル前(那覇市)スタート
【種目】サバイバルラン400km
【申し込み期間】5月上旬~6月下旬
【問い合わせ】沖縄本島1周マラソン実行委員会Mail:hzu00066@nifty.com
久米島マラソン
那覇から飛行機で約30分、フェリーなら約3時間の離島「久米島」で開催されるマラソン大会。人口約1万人、周囲48kmの久米島を走りながら満喫できます。
完走後に開催されるパーティーでは久米島の名物泡盛“久米仙”が振る舞われるお楽しみもあり!
種目は、フルマラソン、ハーフ、10km、5kmの4種類。制限時間はフルマラソン7時間、ハーフ3時間30分、10km2時間、5km1時間30分。参加費はフル・ハーフとも4,000円。10km・5kmが3,500円。
【開催日】10月中旬
【コース】仲里野球場スタート
【種目】フルマラソン、ハーフ、10km、5km
【申し込み期間】6月中旬~9月中旬
【問い合わせ】久米島マラソン大会実行委員会TEL:098-985-7106
日本最西端与那国島一周マラソン大会
大会のキャチフレ-ズは「日本最西端国境の町を走ろう」。与那国島は、学校の社会の授業で習ったように、日本最西端の離島。1986年には、ダイバーによって海底の巨石群が発見されたことでも知られている神秘の島です。
人口1500人ほどののどかな島、与那国島で開催されるマラソン大会は、27.5kmの島の周囲を走るというもの。
種目は島を一周する25㎞コースと10㎞コース。制限時間は25㎞コースが3時間40分、10㎞コースは2時間00分。参加費は4,000円。
“日本最西端のマラソン大会”にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
【開催日】11月中旬
【コース】与那国中学校スタート
【種目】25㎞コース、10㎞コース
【申し込み期間】7月上旬~9月下旬
【問い合わせ】日本最西端与那国島一周マラソン大会実行委員会事務局TEL:0980-87-2241
尚巴志ハーフマラソン
南城市で開催される「尚巴志ハーフマラソン」。沖縄を代表するマラソン大会のひとつです。
琉球を初めて統一した王「尚巴志(しょうはし)」と南城市がゆかりがあることからこの名前がつきました。
“走る”ことを通じて、「尚巴志」を生んだ南城市の自然や歴史、文化、尚巴志ロマンを体感してほしいと開催されています。
種目は、ハーフマラソンと3kmコース。高低差150mの新里坂や太平洋を見渡すニライ橋・カナイ橋など起伏に富んだ絶景コースが人気です。
定員は、ハーフマラソン7,000名、3kmコース1,500名の計8,500名。参加費は4,000円(19歳以上)、18歳以下2,000円。
【開催日】11月上旬
【コース】南城市文化センター・シュガーホールスタート
【種目】ハーフマラソン、3kmコース
【申し込み期間】7月上旬~8月上旬
【問い合わせ】尚巴志ハーフマラソン 大会事務局TEL:098-947-6866
生演奏をバックにチームで42.195kmを走りきる!
いかがでしたか?今回は沖縄で開催されるランニングイベントをご紹介しました。とはいえ、参加はしてみたいけど、何十キロも走れそうもない…と思っている人もいるのではないでしょうか?
そんなマラソン初心者の人や長距離に自信のない人、さらに家族や友人と楽しみたい人におすすめのイベント「石垣島リレーマラソンフェスタ」を最後にご紹介します。
「石垣島リレーマラソンフェスタ」は1周1.0kmをタスキでリレーしながら42.195kmを2~10名のチームで走るというもの。誰が何周走ってもよいそう。さらに、走っている最中のバックに流れる音楽もリレー式。1グループ約30分以内で演奏し、次々にリレー型式で演奏のバトンタッチをしていきます。
音楽とマラソンが融合するリレーマラソンに、マラソン初心者だけでなく、音楽好きの人も参加してみてはいかがでしょう。
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