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沖縄での穴場観光スポット、世界遺産「座喜味城跡」のご紹介

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沖縄の礎を築いた琉球王国。日本や中国をはじめ東南アジアの国々との中継ぎ貿易で栄え、15世紀~19世紀まで続いた王朝です。

沖縄本島全域には琉球王国時代の名残を残すグスク跡など、9つの遺跡が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。

その中のひとつが今回ご紹介する「座喜味(ざきみ)城跡」。独特の曲線をもつ城壁、高台からの360度のパノラマなど、沖縄の世界遺産の中でも絶景と評判のスポットです。

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世界遺産「座喜味城跡」

読谷村にある「座喜味城跡」は、平成12年(2000年)に世界遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつ。

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この「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は、座喜味城跡のほか、首里城跡、今帰仁城跡、勝連城跡、中城城跡の5つのグスク(城跡)と、斎場御嶽、識名園、園比屋武御嶽石門、玉陵の4つの関連遺跡からなる文化遺産をさします。

「座喜味城跡」は、世界遺産でありながらなんと入場は無料。開場や閉場の時間も特に決められていないので、明け方や夕暮れ時を狙って写真撮影ができるのも魅力です。

「座喜味城跡」の歴史

座喜味城が築城されたのは、琉球が中部の中山・南部の南山・北部の北山の三つの大きな勢力が競いあう三山時代をむかえていた15世紀初頭。

築城した人物は、読谷山按司・護佐丸(ごさまる)。

護佐丸は、中山王の命をうけ北山討伐に参加。その功績が認められ今帰仁城の看守を任されることになりました。その時に見た軍事的要塞としての今帰仁城の機能や構造を参考にして、座喜味城を築城したといわれています。

「座喜味城跡」の特徴

敵からの防御を考え、長浜港を控えた地の利活かし、標高120mほどの丘陵地に立てられた「座喜味城」。築城の名人と称された護佐丸が一から築き上げた最高傑作のグスクです。

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グスクの一番高いところからは読谷村が見渡せ、かつて、護佐丸がこの地を見守り治めていた“琉球ロマン”を感じさせてくれます。

座喜味城は主郭と二の郭からなり、城郭の外周は365m、総面積7,385㎡と、沖縄のグスクの中では中規模のもの。城の各所に施された様々な工夫から護佐丸の優れた築城技術をうかがい知ることができます。

曲線が組み合わさってできている見た目も美しい城壁は、黒部ダムなど現代ダムの平面アーチ構造に似たつくり。これは、脆弱な地盤の上でも頑丈にすることができる工夫です。

城壁に使われているのは琉球石灰岩で、積み方は、「野面積み」や「布積み」が進化したといわれている 「相方(あいかた)積み」の手法が多く用いられています。

門は、中央にくさび石をはめ、2つの石をかみあわせることで造られているアーチ石門が特徴。琉球最古のアーチ門である上、くさび石を使う方法は他のグスクでは見られない座喜味城ならではの手法。これは、城門の強度を補強するための工夫でもあるんだとか。

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なんだかヨーロッパの古城跡のような雰囲気です。

また、他の沖縄のグスクにはあるのに、この座喜味城にはないものもあります。それは、祈りの場「御嶽=ウタキ」。

理由は、沖縄本島の中央に位置する座喜味城は、北山軍が滅びた後も北の反乱を見張る目的で築城された軍事要塞であることに特化したグスクだったため。

絶好の撮影スポット

500年以上前の歴史的建造物で、しかも世界遺産でありながら、無料で入場できるのも座喜味城跡の魅力。さらに、開閉時間も特別設けられていないため、朝焼けや夕暮れと趣深い座喜味城跡の写真を撮ることができます。

晴天の昼間だけでなく、雨でしっとりと濡れたグスクや霧に包まれたグスク、夕日を浴びたシルエットも絶好のシャッターチャンス。

城内にある御庭(うなー)は、夏至の日の朝日が差す角度に造られているそう。古来から太陽は権力の象徴として崇められてきた存在で、夏至の朝日を背に護佐丸が家来たちを鼓舞する勇姿が想像できます。

琉装を着て記念写真

琉球王朝時代の琉装を着て、座喜味城址で旅行の思い出写真や結婚の記念写真を撮ることもできます。

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紅型柄着物や琉球婚礼衣装を着て、グスクを歩けば、琉球王朝時代にタイムスリップした気分に!

「さくらコース 5,400円(1名)」は、女性は絣柄の着物と紅型柄着物、男性は艶着物にハチマチ(帽子)を身にまとうコース。座喜味城跡敷地内での自由撮影時間も30分設けられていて、自分のカメラで写真撮影・ビデオ撮影ができます。

結婚の記念写真におすすめは「寿 座喜味&ビーチコース 54,000円(2名)」。座喜味城跡と村内ビーチで撮影するコース。女性は、琉球婚礼衣装の白色紅型柄着物、色襟(5色)、豪華な帯、花笠、ポイントメイク、男性は、刺繍着物、大帯などの付いたコースです。

沖縄の伝統的衣装に身を包み、世界遺産で記念写真が撮れるスポットなんてなかなかないので、ぜひ、利用してみてはいかがでしょう。

問い合わせは、「琉装一番屋」TEL:098-923-3763まで。

幻想的な風景が見どころのライトアップ

10月中旬から翌年1月中旬頃まで、ライトアップイベントも開催されています。入場は無料で、時間は18時~21時。大晦日は25時まで。

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重厚で美しいグスクの城壁を赤や青、緑の光がランダム照らし、昼間とはまったく違った風景を楽しむことができます。

<座喜味城跡>
【住所】沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-6
【料金】無料
【アクセス】那覇空港から車で約1時間10分

座喜味城跡周辺の休憩スポット

座喜味城跡の散策の後に、休憩がてら訪れるのにおすすめのカフェをご紹介します。

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「鶴亀堂ぜんざい」

座喜味城趾駐車場の向かいにあるカフェ「鶴亀堂ぜんざい」。暑い夏にぴったりの琉球ぜんざいのお店です。

本土のぜんざいとは違って、沖縄のぜんざいは、かき氷。じっくり煮込んだ豆と白玉だんごがおいしいと評判の「琉球ぜんざい290円」、ちょっと贅沢な紅芋パウダーと紅芋アイスがついた「紅芋黒糖ぜんざい580円」も人気。

このほか抹茶入りの「抹茶ぜんざい350円」、「みるくぜんざい350円」、コーヒーリキュールの「カルアみるくぜんざい430円」もあります。

<鶴亀堂ぜんざい>
【住所】沖縄県中頭郡読谷村字座喜味248-1
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】水曜日

水円

座喜味城近くにあるパン屋さん「水円」。森の中に建つ温かみのある木造りのお店です。

パンは、小麦の旨みを優先するため、バターと卵は使用せず、水、酵母、塩、石臼でひいて甘みを出した小麦粉を使います。天然酵母特有の爽やかな酸味と小麦の甘みがおいしさの秘密。県外からも訪れるファンもいるほど。

パンが並ぶ売り場の隣にはサンドイッチプレートやチャイなどを提供するカフェスペースも設けられています。とても雰囲気のいいお店で、まったりしたい人にぴったりです。

<水円>
【住所】沖縄県読谷村座喜味367
【営業時間】10:30~19:00(LO.17:30)
【定休日】月曜日・火曜日・水曜日

座喜味城跡と一緒に巡りたい周辺観光スポット

いかがでしたか?築城の名人といわれた護佐丸が要塞として建てた座喜味城。ただ見るだけでなく、歴史を知ることで、より深く楽しむことができますよね。

では最後に、座喜味城と一緒に楽しみたい読谷村のその他の観光スポットをご紹介しましょう。

代表的なのは、絶景スポットとして人気の「残波岬」。沖縄の伝統の焼き物「やちむん」を作る工房が集まる「やちむんの里」、また、座喜味城が建てられたころの琉球王国の町並みが再現されたテーマパーク「体験王国むら咲むら」。

「座喜味城跡」と「体験王国むら咲むら」を合わせて訪れれば、沖縄の歴史を語る上ではずせない琉球王朝時代をよりリアルに体感することができます。

ぜひ、「座喜味城跡」で素敵な思い出を作ってくださいね。

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