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沖縄で世界遺産を巡ろう!沖縄で人気の世界遺産の魅力と見どころ

沖縄には、首里城をはじめとした9つの世界遺産があります。2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」として登録され、かつて「琉球王国」として独自の文化や歴史を築いていた特徴を現代に伝えています。

「グスク」は「城」と書き、「城郭」の意味として使われていますが、本土の「城」とは全く違った雰囲気を醸し出しており、まるで外国を訪れたような気分を味わえるのが人気となっています。

こうした人気を集める沖縄の世界遺産の、不思議な魅力と注目すべき見どころをたっぷりご紹介します。

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首里城跡(しゅりじょうあと)

沖縄の9つの世界遺産の中で最も有名で人気があるのは、何と言っても首里城でしょう。約450年続いた琉球王国の象徴ともいえる存在です。第2次世界大戦の折にほとんどが消失してしまい、現在の建物は1992年に復元されたものになります。1992年の首里城公園開園後も復元工事は続けられ、2019年2月にほぼ全容をみることができるようになった首里城ですが、同年10月の火災により首里城正殿を含む建物8棟が焼損。復興に向けて取り組み中となっています。

復旧をおこないながら展示は続けられ、「首里城復興モデルコース」といった散策モデルルートが4つ用意され、無料のオーディオガイドアプリなど新しい企画もどんどん取り入れて、今しか見られない首里城を見せてくれています。

住所:那覇市首里金城町1-2
電話番号:098-886-2020(首里城公園管理センター)
開館時間:8:30~18:00 ※有料エリアは9:00~17:30(入場券販売締切17:00)
アクセス:路線バスで首里城公園入口バス停下車 徒歩5分、ゆいレールで首里駅下車 徒歩15分

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

首里城へと向かう道すがらに、ひっそりと佇んでいます。小さな門なので見落としがちではありますが、ぜひ注目してほしい世界遺産です。

「御嶽(うたき)」とは村落ごとにある聖域で、信仰の対象となった場所を指します。園比屋武御嶽石門は、門として人が通っていたのではなく、国王が外出する際、道中の無事を祈願した礼拝所でした。1519年に八重山の西塘(にしとう)によって建てられたと伝えられています。

最高神女(のろ)や聞得大君(きこえおおきみ)の即位式の際もここにまず参拝しにきたといわれています。当時ではとても一般人が訪れることなどできない場所なのです。

細かい意匠が施されており、その造りやデザインが見どころです。現在でも、神聖な場所として多くの人が参拝に訪れています。

住所:那覇市首里真和志1-7 付近 首里城公園内
電話番号:098-917-3501
アクセス:首里城跡木曳門より徒歩1分

玉陵(たまうどぅん)

琉球王朝は、琉球王国統一を成した第一尚氏と、その後3世紀半に渡って琉球王国を統治した第二尚氏に分けられます。玉陵は第二尚氏王統歴代の墓で、沖縄では最大規模の墓の遺構となっています。2000年の世界遺産登録よりもさかのぼる2018年12月には建造物として国宝に指定されています。

1501年頃につくられた石造建造物で、墓室は3つに分かれています。琉球独自のデザインと構造が見どころです。前庭には魔除けや清めのために珊瑚の破片が敷き詰められており、美しく荘厳な雰囲気を醸し出しているのも魅力です。

玉陵入口にある券売所「奉円館(ほうえんかん)」の地下1階は資料展示室になっており、概要や内部の様子を知ることができます。貴重な歴史に触れて、当時に思いを馳せてみるのもよいのではないでしょうか。

住所:那覇市首里金城町1-3
電話番号:098-885-2861(玉陵管理事務所)
観覧時間:9:00~18:00(入場締め切り17:30)
アクセス:市内線バスで首里城公園入り口バス停下車 徒歩5分、ゆいレールで首里駅下車 徒歩15分

識名園(しきなえん)

琉球王家最大の別邸で、1799年に造営され、国王一族の保養や、外国からの賓客をもてなすために使われました。広大な園内は「心」の字をくずした心字池を中心に、御殿や中国風の東屋六角堂、石造りのアーチ橋、灯籠などがある回遊式庭園となっています。

沖縄ならではの珍しい植物や、異国情緒あふれる雰囲気を楽しめるのが人気のスポットです。

様々な見どころがありますが、中でも勧耕台(かんこうだい)と呼ばれる展望台からの眺めは、海が見えないことで有名です。その昔、中国皇帝の使者冊封使(さくほうし)らをもてなす際に「沖縄は大陸のように広い」とアピールするために考えられた戦略のひとつで、琉球王国の知恵が垣間見えます。

王族の保養施設としての役割と、外交戦略の拠点のひとつであった役割を感じることができるのが、魅力となっています。

住所:那覇市字真地421-7
電話番号:098-855-5936(識名園管理事務所)
入園時間:4月~9月 9:00~18:00、10月~3月 9:00~17:30(入園締め切りは、30分前)
休園日:水曜日
アクセス:市内線バス 識名園前バス停下車 徒歩2分

勝連城跡(かつれんじょうあと)

日本本土に戦国時代があり天下統一までの過程があったように、琉球にも王国統一までの過程がありました。統一以前は、各地の按司(あじ)と呼ばれる首長がそれぞれ統治しており、勝連城跡はそうした有力な按司「阿麻和利(あまわり)」の居城だったことで有名です。

本島から海に突き出た与勝半島の根元にあり、丘陵上に築かれています。自然の地形を生かしてめぐらされたカーブを描く美しい城壁が魅力です。連郭式の城郭になっており、最上段の一の曲輪(くるわ)から眺める中城湾、伊計島、平安座島、久高島を望む景色は、最大の見どころとなっています。

住所:うるま市勝連南風原3908
電話番号:098-978-7373(勝連城跡休憩所)
観覧時間:自由(ただし照明等がないため、日没後の見学については注意)※勝連丈跡休憩所 9:00~18:00
アクセス:市内線バス 西原下車 徒歩10分

中城城跡(なかぐすくじょうあと)

琉球王国統一の過程で、勝連城主の阿麻和利は王権を狙っていました。この阿麻和利を牽制するために座喜味城主であった按司・護佐丸(ごさまる)が中城城に移ってきたことでも知られています。

中城城は14~15世紀頃に築かれ、6連郭の構造となっています。珊瑚質石灰岩の切り石を積み上げてつくられており、その技術の高さは、アメリカのペリー提督も驚嘆したほどです。沖縄に300あまりあるグスクの中でも最高峰といわれています。

特に、北東にむかって建てられた裏門は、美しいアーチ門となっており、見逃せない見どころのひとつです。一の郭・二の郭と、三の郭では石の積み方が異なっているのも特徴で、じっくりと見比べてみると新たな魅力に気付くことができるのではないでしょうか。

住所:中頭郡中城村泊1258番地
電話番号:098-935-5719
観覧時間:8:30~16:30
アクセス:那覇バスターミナルより屋慶名線27西原バス停下車、徒歩約10分 所要時間約2時間

座喜味城跡(ざきみじょうあと)

1420年に、築城家として名高い按司・護佐丸(ごさまる)によってつくられ、外郭・内郭の2つの郭からなっています。第2次世界大戦時に壊滅的な被害を受けましたが、現在は修復され、公園として地元民からも親しまれています。

見どころは、沖縄最古といわれる石造りアーチ門と、二の郭に建つなだらかなカーブを描く城壁です。東シナ海、残波岬を一望できる眺望の良さも魅力ですので、のんびり散歩を楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。

住所:中頭郡読谷村字座喜味708-6番地
電話番号:098-958-3141
観覧時間:自由
アクセス:那覇バスターミナルより 読谷線(29番)「座喜味バス停」か「高志保入り口」で下車、徒歩約15~20分

今帰仁城跡(なきじんじょうあと)

琉球王国統一前、三山時代と呼ばれる北山・中山・南山の3つの勢力圏に分けられた時代がありました。今帰仁城跡は北山を治めた国王の城跡です。首里城に匹敵するほどの広さを持つ敷地に、6つの郭からなっています。

大庭の1段高くなった場所を主郭と呼び、火神(ひぬんかー)の祠や石灯篭、石碑があります。御嶽信仰の場として祭祀に使われてきました。

また、北殿跡の北側、一段高いところにある御内原(うないばる)は男子禁制の神聖な場所であり、御嶽テンチジアマチジがあります。今帰仁城跡でもっとも眺めの良い場所でもありますので、見逃せない見どころとなっています。

桜の名所としても知られており、毎年1月下旬から2月初旬頃まで桜まつりが開催されているので、こちらもチェックしてみてください。

住所:国頭群今帰仁村字今泊5101
電話番号:0980-56-4400
観覧時間:1~4、9~12月 8:00~18:00(最終入場17:30)5~8月 8:00~19:00(最終入場18:30)
アクセス:やんばる急行バス 今帰仁村字今泊今帰仁城趾入口バス停下車 徒歩15分

斎場御嶽(せーふぁうたき)

琉球神話の神アマミキヨがつくった7つの御嶽のひとつといわれ、琉球王国最高の聖地です。王国の最高神女聞得大君(きこえのおおきみ)の就任式が行われた場所で、戦前までは男子禁制でした。国王行幸の記録も残り、王家との深い結びつきも感じられます。

三角形の岩穴を通って訪れる、斎場御嶽の最も奥にある三庫理(さんぐーい)と呼ばれる聖域は、荘厳な静けさに包まれており、最大の見どころとなっています。

最近ではパワースポットとしても人気を集めており、自然の魅力にあふれた場所でもあります。聖地でもあるので行動にはくれぐれもご注意を。ガイドさんと一緒にまわるのもおすすめです。

住所:南城市知念字久手堅地内
電話番号:098-949-1899
開館時間:3月〜10月 9:00~18:00(最終入館17:30)11月〜2月 9:00~17:30(最終入館17:00)
休館日:年2回休息日あり ※南城市ホームページをご確認ください。

まとめ

沖縄で人気の9つの世界遺産をご紹介してきましたが、まだまだ魅力と見どころがたくさんありますので、ぜひ1度訪れてみてください。沖縄の文化や歴史に触れることによって、もっともっと沖縄が好きになること間違いなしです!

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