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沖縄の由緒ある神社「琉球八社」と神社で婚活「神社コン」

沖縄の信仰の場というと御嶽を思い出しますが、実は、沖縄にも数は少ないですが神社はあります。佇まいも沖縄らしく、海を見下ろす崖の上にあったり、社殿が赤瓦であったり、狛犬の代わりにシーサーが鎮座していたりと、どこか異国情緒を感じさせてくれる個性的なものが見られます。

沖縄の神社で初詣に人気なのは、那覇市の波上宮、沖縄県護国神社、宜野湾市の普天満宮など。年末年始の沖縄旅行で沖縄の神社へ初詣に出かけるのも琉球文化と日本文化のチャンプルーが体験できて良いでしょう。

今回は、琉球王朝時代から特別な扱いを受けている由緒ある「琉球八社」と、祈りの場としてだけでなく、出会いの場としても注目されている「神社コン」についてご紹介します。

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沖縄の神社と言えば琉球八社

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沖縄にも神社はあるの?

あります。しかし、県内の神社の数は20社にも満たないほどで、全国で最も神社の数が少ない神社といえます。その理由のひとつは、沖縄は琉球王国として長い間独自の文化を育んでいたためといえるでしょう。

琉球八社の由来と御朱印巡り

琉球八社とは、琉球王朝時代、琉球王府から特別な扱いを受けた県内八つの神社のことです。

通常の神社と同じように、琉球八社でもそれぞれ御朱印がいただけるので、御朱印巡りの沖縄旅を計画してみるのも良いでしょう。

琉球八社の紹介

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波上宮

「波の上ビーチ」の大きな崖の上に建つ「波上宮(なみのうえぐう)」。地元の人たちからは親しみを込めて“なんみんさん”と呼ばれています。古来から沖縄では、海の遥か彼方に理想郷「ニライカナイ」があると信られていました。そのニライカナイの神へ人々が海の安全や豊漁・豊穣を祈願していた聖地が、現在、「波上宮」となっています。

ご祭神は、伊弉冉尊 (いざなみのみこと)、速玉男尊 (はやたまをのみこと)、事解男尊 (ことさかをのみこと)。琉球八社の中でも最上位に位置し、お正月には、毎年30万人もの人が訪れる人気の神社です。

境内には、沖縄らしい赤瓦の本殿が建ち、その両脇には、本土の神社で見慣れた狛犬ではなくシーサーであることも見どころのひとつ。沖縄ならではの色鮮やかな紅型のお守りも観光客に人気です。

また、波上宮の御朱印帳は、鮮やかな黄色の下地に沖縄らしい絵柄と波上宮が刺繍されています。御朱印帳の初穂料1,000円、御朱印の初穂料300円。御朱印は社務所で頂けます。

<波上宮>
【住所】沖縄県那覇市若狭1-25-11
【アクセス】那覇空港から車で約10分

沖宮

沖宮(おきのぐう)は、はるか昔、那覇港で光り輝いた霊木を祀ったことが起源だと伝わっています。ご祭神は、以下の通り。なんと11柱の神々が祀られているありがたい神社です。

・天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ)
・天智門女龍宮王御神(あまちじょうめりゅうぐうおうおんかみ)
・天受賀女龍宮王御神(てんじゅかめりゅうぐうおうおんかみ)
・天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ)
・天久臣乙女王御神(あめくしんおとめおうおんかみ)
・天芳子乙女王御神(てんぽうしおとめおうおんかみ)
・天仁子乙女王御神(てんじんしおとめおうおんかみ)
・天来子乙女王御神(てんらいしおとめおうおんかみ)
・伊弉冉尊(いざなみのみこと)
・速玉男尊(はやたまをのみこと)
・事解男尊(ことさかをのみこと)

琉球王国時代には、当時交易をしていた中国や薩摩(鹿児島県)方面への航海前に、必ずこの沖宮で“航海安全”と“商売繁盛”を祈ったといわれ、現在も金運にご利益があるといわれています。御朱印は、社務所で頂けます。

また、境内に「沖の茶屋」という神社cafeがオープン。コーヒー、生ジンジャーエール、黒糖ラテ、ハニーラテ、オレンジアイスティーなどおしゃれなドリンクメニューが揃っています。平日の営業時間は11:00~15:00、土日は8:00~17:00。定休日は火曜日。

<沖宮>
【住所】沖縄県那覇市奥武山町44
【アクセス】那覇空港から車で約10分

識名宮

識名宮(しきなぐう)の社伝によると、広々とした荒れ野原だったこの地に、毎晩、天に向かって不思議な光が伸びていてました。ある日、近くに住む女性が、その光をたどったところ、洞窟の中の賓頭盧(びんずる)の像から出ている光だと思い、以来、深く信仰しするようになったそうです。不思議なことに、いろいろと願い事が叶えられたため、次第に信仰する人が増え、それが、現在の識名宮の起源とされています。

社殿は、元々は、霊光を発していたという洞窟内にありましたが、1680年に洞外に移築。その洞窟は現在も本殿の後方にあり、毎月1日と15日に洞窟の扉が開門されます。

ご祭神は、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまをのみこと)、事解男命(ことさかをのみこと)、午ぬふぁ神、識名女神。午ぬふぁ神とは、“午(南)の方角の神”から転じて午年生まれの守り神と言われています。

御朱印はいただけますが、識名宮は、宮司さんが常駐していないため、琉球八社の中で1番御朱印の入手が困難な神社だといわれています。御朱印をいただきたい人は事前に連絡してから出かけるのが良いでしょう。

<識名宮>
【住所】沖縄県那覇市繁多川4-1-43
【アクセス】那覇空港から車で約24分

普天間宮

宜野湾市にある「普天間宮(ふてんまぐう)」は、沖縄本島中部の最大の聖地として知られ、建築関係諸祈願、諸願成就の神様として信仰されています。創建は、はるか昔、普天満の洞窟内に琉球古神道神を祀ったことに始まり、15世紀、琉球王国の尚金福王(しょうきんぷくおう)から尚泰久王(しょう たいきゅうおう)の頃に、熊野権現を合祀したと伝えられています。

境内には、奥宮が祀られた市指定文化財でもある「普天満宮洞穴」があり、参拝することもできます。この洞窟からは、約3000年前(沖縄貝塚時代前期後半以後)の土器や石器などが発掘されています。

御朱印帳は、鮮やかな青色をベースに社殿や南国の植物を紅型にデザインした普天間宮オリジナルのものがあります。御朱印込みで初穂料1,500円。御朱印は初穂料300円。

ご祭神は、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまをのみこと)、事解男命(ことさかをのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、家都御子神(けつみこのかみ)と琉球古神道神である日の神、竜宮神(ニライカナイ神)、普天間女神(グジー神)、天神、地神、海神。

<普天間宮>
【住所】沖縄県宜野湾市普天間1-27-10
【アクセス】那覇空港から車で約40分

末吉宮

末吉宮(すえよしぐう)は、史料によると、15世紀、尚泰久王(しょう たいきゅうおう)の時代に、天界寺鶴翁和尚 (かくおうおしょう)が熊野三所権現(伊弉冉尊、速玉男尊 、事解男尊)を勧請し祀ったことが起源とされています。

この鶴翁和尚にちなみ、学業成就、技芸成就の神として、また、首里城の北にあることから、子方(にーぬふぁ)の神=事始の神としても信仰されています。末吉宮の御朱印は、那覇市若狭の波上宮の社務所でいただけます。

<末吉宮>
【住所】沖縄県那覇市首里末吉町1-8
【アクセス】那覇空港から車で約30分

安里八幡宮

安里八幡宮(あさとはちまんぐう)は、1466年、尚徳王(しょう とくおう)により、創建されたと伝わっています。ご祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)、玉依姫命(たまよりひめ)、神功皇后(じんぐうこうごう)。安里八幡宮の御朱印は、那覇市若狭の波上宮の社務所でいただけます。

<安里八幡宮>
【住所】沖縄県那覇市安里-19
【アクセス】那覇空港から車で約20分

天久宮

天久宮(あめくぐう)は、聖現寺(しょうげんじ)というお寺の境内にあり、創建は成化年間(1465年~1487年)と伝えられています。天女が舞い降りた伝説が残っていて、縁結びのご利益があるといわれています。天久宮の御朱印は、那覇市若狭の波上宮の社務所でいただけます。

<天久宮>
【住所】沖縄県那覇市泊3-19-3
【アクセス】那覇空港から車で約15分

金武宮

金武宮(きんぐう)は、金武観音寺境内の金武鍾乳洞内にあり、神社とお寺が同居した珍しいスポットです。起源は、その昔、村人たちを苦しめていた大蛇を退治した日秀上人(にっしゅうしょうにん)によって創建されたと伝わり、この鍾乳洞自体を神として信仰しています。御朱印は、金武宮のものではなく、金武観音寺の御朱印が寺務所でいただけます。また、鍾乳洞内では金武大川の名水を使った泡盛が貯蔵されていることでも有名です。

<金武宮>
【住所】沖縄県国頭郡金武町金武222
【アクセス】那覇空港から車で約1時間

神社で開催される神社コン

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神社コンが人気の理由

神社コンとは、寺社で開催される婚活イベントのことです。

厳かな神社が会場になることで、“安心感がある”“いい縁がありそう”“ご利益がありそう”と人気を集めています。沖縄で人気の神社コンといえば、「沖縄県護国神社」で開催されるもの。那覇市小禄地域の有志たちによる「禄志会」が企画・運営する全国でも珍しい婚活イベントで、2015年からはじまり、これまで8回の開催で4組のカップルがゴールインしたそうです。

神社コンに参加するには

沖縄県護国神社の神社コンは、2017年度は、1月、3月、5月、7月、9月、11月の計6回開催。2017年度最後の神社コンは、11月19日(日)の13:00~20:30。40代をメインにした神社コンで、県外からの参加も可能。参加費は男性4,000円、女性3,000円。問い合わせは那覇市役所小禄地区自治会連合事務局TEL098-857-0086、メール6666@takara.ne.jpまで。

まとめ

いかがでしたか?崖の上に朱色の社殿が建つ、フォトジェニックな波上宮をはじめ、境内に洞窟のある金武宮、普天間宮、識名宮、さらに、カフェのある沖宮など、個性を放つ沖縄の神社にぜひ参拝してみてくださいね。

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