「島おでんたから」は島食材を使用したおでんが名物の宮古島では有名な居酒屋さんです。今回は「島おでんたから」の魅力について紹介します。
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Contents
宮古島の島おでんを味わえる「島おでんたから」の基本情報
島おでんたからとは
「島おでんたから」は宮古島の市街地で、宮古島一の飲み屋街イーザトの近くにある人気の居酒屋さんです。島食材を使った島おでんが名物で、それ以外にも沖縄ならではの料理や泡盛などを楽しむことができるので、観光客や地元の人で毎晩賑わっています。そのため、予約をするのがおすすめです。
「島おでんたから」の前身は平良港近くで屋台にていなり寿司を売っていました。昭和32年に初代の奥さんの下地シゲさんが友達のおでんやが閉店する時に、おでん出汁を譲ってもらったことでおでんやを始めることになりました。その出汁を継ぎ足し継ぎ足しして使用しており、現在は3代目のシゲさんのお孫さんが修行中とのことです。3代60年に渡り煮込まれ続けた出汁のおでんをぜひ味わってみてください。
島おでんたからへのアクセス・駐車場
「島おでんたから」は宮古島の市街地にあり、平良港からは徒歩で7分ほどの場所です。宮古島市公設市場からも300mほどです。宮古空港からは車で約15分で着くことができます。車で行く場合は駐車場がないので、西里通りなどのコインパーキングを利用してください。
島おでんたからの営業時間・営業日
「島おでんたから」の営業時間は19:00~翌3:00で、定休日は不定休になります。
島おでんたからの雰囲気・座席・予約
「島おでんたから」の扉を開けると左にはカウンター席が5席、右には小上がりのテーブル席が3卓あります。店内のあちこちには泡盛の壺や、蔵元の暖簾などがかかっており、宮古島の大衆食堂のような雰囲気です。
人気店のため、予約をおすすめしましたが、予約ができるのはオープンすぐの19時からのみで、他の時間は予約できません。そして、予約の受付は予約日の前月1日から可能です。平日・土日関わらず、すぐに予約はいっぱいになってしまうので、予定が決まったらなるべく早めに予約してください。
絶品島おでんを味わえる「島おでんたから」のおすすめメニュー
それでは、気になる「島おでんたから」のメニューの一部を紹介します。
島おでんの盛り合わせ
「島おでんたから」に行ったなら、何と言ってもまずはおでんを頼みたいです。おでんはすでに大鍋の中で煮えているので、オーダーからすぐに出てくるメニューです。こちらのおでんは盛り合わせのみで、1品ずつ頼むことはできません。盛り合わせの中身は大根、青菜、テビチ、かまぼこ、玉子、厚揚げ、こんにゃくなど7品ほどで、日によって変わります。
1つ1つのタネは大きいので、食べ応えも満点で、3人ほどでシェアしても食べられるくらいの量です。全てのタネはよく煮込まれていて、出汁の味がよく染みていて美味しいです。
おでんの量が多いので、もし、食べていてだんだん味が飽きてきてしまったら、テーブルに置かれた調味料を使ってみてください。味を変えることができます。マスタードなどもありますが、沖縄らしい調味料のコーレーグスを試してみてください。これは島とうがらしを泡盛に漬けたもので、七味唐辛子のような感覚で使用する調味料です。ピリッと辛く、泡盛の香りもして独特な風味になります。
とろとろの「テビチ」
「島おでんたから」の名物がこのおでんのテビチです。テビチとは豚足のことで、下処理をした後、6時間ほどアクを取りながら弱火で煮込んであるので、臭みが一切なく、口の中でとろけてしまうほどよく煮込まれています。テビチのコラーゲンが出汁に溢れ出て、おでん出汁がこってりしています。このこってりしたテビチとシャキシャキのさっぱりした青菜が絶妙です。
ステーキ
宮古島ではお酒を飲んだその後は締めにステーキを食べます。真夜中にがっつり、こってりとしたステーキを食べるのは信じられないような話ですが、それが宮古島流、郷に入っては郷に従ってステーキを食べてみましょう。
ステーキはオージービーフと宮古牛があります。両方ともボリュームがあって、熱々が鉄板に乗って出てきます。ステーキの横には半熟の目玉焼きが添えられ、ステーキの上にはすりおろしにんにくとバターが乗せられています。
夜9時頃になるとカウンターの中はシゲさんから大将に代わります。その頃からステーキを注文する地元のお客さんが増えてきます。「島おでんたから」は夜が更けてくると店内の香りがおでんからにんにくと肉に変わり、さらにディープになって行きます。
軟骨ソーキ
軟骨ソーキもテビチと同様にとろとろです。味はテビチよりも濃いめです。
そのほかの沖縄らしい食べ物
「島おでんたから」にはおでん以外にも沖縄らしい食材を使ったメニューもたくさんあります。宮古そばやタコライス、フーチャンプルやゴーヤチャンプル、島味噌のおにぎり、島豆腐の冷奴、豆腐よう、沖縄風オムレツなど、食べたくなるものがいっぱいです。おでん以外にもぜひ食べてみてください。
オリオンビール
「島おでんたから」にはいろいろと沖縄らしい飲み物がありますが、やはりまずはオリオンビールが飲みたいですよね。オリオンビールは生と瓶とノンアルコールがあります。
オリオンビールは沖縄の名護市にある生産工場で作られています。爽やかな味わいが特徴で、沖縄で飲むとより美味しく感じるビールです。沖縄食材とも合います。
泡盛
「島おでんたから」には宮古島の泡盛がたくさんあります。「菊之露酒造」「池間酒造」「沖之光酒造」「渡久山酒造」「宮ノ華酒造」「多良川酒造」の6蔵元19銘柄があります。ボトル、1合、グラスと酒量によって選ぶことができます。中にはハーフボトルもありますが、ボトルキープはできませんので、気をつけてください。また、フルボトルのキープは1ヶ月のみできますが、キープ中に飲む場合は氷代、水代として300円かかります。
珍しいメニューで泡盛コーヒー酒があります。これは泡盛をコーヒーで割ったものです。
その他の沖縄らしい飲み物
「島おでんたから」にはオリオンビールや泡盛の他にも沖縄らしい飲み物がまだまだあります。さんぴん茶でチュウハイを割ったさんぴんハイ、うっちん茶で割ったうっちんハイ、シークヮーサーサワー、マンゴーハイ、グアバハイなどがあります。飲み物でも沖縄らしさを感じてください。
島おでんたからまとめ
今回は宮古島で人気の居酒屋「島おでんたから」について紹介してきました。コラーゲンたっぷりのテビチの入ったおでんで、出汁にエキスが流れ出て、こってりとしています。おでんに入ったシャキシャキの青菜が口直しになってくれます。おでんが6.7種類入った盛り合わせはボリューム満点です。
「島おでんたから」にはおでん以外にもステーキが有名です。宮古島の人は締めにステーキを食べる風習があり、このメニューを食べるために遅い時間は地元のお客さんが多くやってきます。
他にも泡盛のメニューも豊富で、宮古島らしい食べ物もたくさんあります。そんな宮古島の夜を楽しませてくれる「島おでんたから」は大変人気店なので、予定が決まったらすぐに予約しましょう。予約日の前月1日から予約は可能ですが、19時からの時間しか予約はできませんので、注意してください。
観光客にも地元客にも人気の「島おでんたから」、ぜひ行ってみてください。
交通アクセス:宮古空港から車で約15分
平良港FTから約500m徒歩7分。
営業時間:19:00~翌3:00
定休日:不定休
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