Home / 沖縄観光 / 沖縄の世界遺産「首里城跡」の見どころと観光の魅力
5jpgハイビスカス

沖縄の世界遺産「首里城跡」の見どころと観光の魅力

48b203384890a443aa8db121124db4f2_s

栄華を誇った琉球王国の政治、外交、文化の中心地だった首里城。1945年の太平洋戦争で焼失してしまいましたが、1992年、沖縄の本土復帰20周年を記念して、標高130メートルほどの小高い丘の上に国営公園「首里城公園」として復元されました。

2000年12月には、中国と日本の築城技術を融合した独特の様式や石組みに高い文化的・歴史的な価値があるとされ、日本で11番目の世界遺産にも登録され、現在では、沖縄の大人気観光スポットとなっています。

今回はそんな首里城跡とその周辺エリアの見どころをご紹介します。ぜひ、沖縄ならではの“琉球の息吹”に触れてみてくださいね。

スポンサードリンク

琉球王国の息吹を伝える「首里城正殿と御庭」

琉球王朝

首里城公園のシンボルであり、観光のメインとなっているのが「首里城正殿」。琉球王国最大の木造建造物の国殿で、琉球全土を支配する象徴として最も重要な建物だったそう。

二層三階建てで、一階は、国王自ら政治や儀式を執り行う「下庫理(しちゃぐい)」、二階は国王と親族・女官らが儀式を行う「大庫理(うふぐい)」、三階は通気を目的とした屋根裏部屋になっています。

建築様式は、中国の宮廷建築と日本の建築様式を基本にしながらも、琉球独特のデザインでまとめられ、特に、龍の彫刻が施された龍柱は日本や中国にも類例がなく、琉球独自の形式といえるそう。龍は琉球国王の象徴であるため、首里城にはたくさんの龍が見られるので探してみてはいかがでしょう。

また、正面の「正殿」、南の「南殿・番所(なんでん・ばんどころ)」、北の「北殿」に囲まれた中庭広場は「御庭(うなー)」と呼ばれています。

年間を通じて政治や国際的儀礼など様々な儀式が行われた広場で、地面には磚(せん)と呼ばれるタイル状のものが敷かれ、等間隔で縞の模様になっています。この縞には、儀式の際、諸官が位の順に並ぶときの目印の役割があるんだとか。

そして、広場の真ん中に作られた「浮道(うきみち)」は、国王や中国皇帝の使者「冊封使(さっぽうし)」など限られた人しか通ることができなかった特別な道です。

<首里城正殿と御庭 有料区域>
【住所】沖縄県那覇市首里金城町1-2
【有料区域入場料】一般820円、高校生620円、小中学生310円、6歳未満無料
【アクセス】沖縄都市モノレール「首里駅」から徒歩15分

神が降りてくる神聖な拝所「園比屋武御嶽石門」

28d8c16d67522c7a141eda84d3ed4212_s

首里城公園の無料区域にありながら、世界遺産にも登録されている「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」。琉球石灰岩で造られていて、日本と中国の両方の様式を取り入れた琉球独特の石造建築です。

守礼門を過ぎた左手にあり、琉球国王が外出するときはここで安全祈願をしたという琉球王府の御嶽。形は門ですが、人が通る門ではなく、いわば神への「礼拝の門」ともいうべき神聖な場所です。

門の上部に掛けられている扁額(へんがく)と呼ばれる額の内容から1519年尚真王の時代に建てられたもので、八重山の竹富島出身の西塘(にしとう)という役人が築造したものと伝えられています。

琉球王朝時代へタイムスリップ!「御開門式」と「琉球舞踊」

首里城公園では、琉球王朝時代の文化を伝えるイベントを定期的に開催していて、見どころのひとつとなっています。

毎朝、首里城公園奉神門(有料区域入口)前で、8:25~8:45まで行われるのが「御開門式(うけーじょー)」という儀式。

琉球王朝時代の役人衣装を着た首里城の門番が、銅鑼(どら)の合図と「御開門(うけーじょー)」の発声で開門します。開門後約15分は、御庭に琉球古典音楽や御座楽が流れて、当時の厳かな雰囲気をより感じることができます。

また、琉球王国時代、首里城で育まれた琉球舞踊の魅力を存分に堪能できるイベント「舞への誘い」は、毎週水・金・土・日、祝日に1日3回、首里城公園 下之御庭(無料区域内)で開催。

華やかな衣裳の「四つ竹」、優美な舞の「かせかけ」など華やかな琉球舞踊を無料で楽しめるお得な催しで、時間は1回目11:00~、2回目14:00~、3回目16:00~。

夜も素敵!ライトアップ「首里城」

5773b594813182caa056e6ec81d717a6_s

朱色が青空に映える昼間の首里城もいいですが、ライトアップされる夜の首里城も幻想的で見どころのひとつです。

ライトアップは毎日、日没から24:00まで。城郭と外観施設があたたかな光でライトアップされるので、首里の街からも眺めることができます。

ライトアップのベストスポットとして知られているのが、首里城公園内にある「龍譚(りゅうたん)池」のほとり。池越しに、高台のライトアップされた闇夜に浮かぶ首里城を見ることができます。

この「龍譚池」は、琉球王朝の時代から地域の人たちに親しまれてきた名勝地。1427年尚巴志王代の国相だった懐機(カイキ)が中国におもむき、造園技術を学んで造ったという人工の池で、当時はここで中国皇帝の使者・冊封使を歓待する船遊びの宴も行われていたんだそう。

琉球王国を偲ばせる散策スポット「金城町石畳道」

5jpgハイビスカス

首里城公園から歩いて10分ほどのところにある「金城町石畳道」。首里城へと続く長さ300mの石畳の道で、今から500年も前の尚真王の時代に造られたもの。

琉球石灰岩を使っている凸凹道が特徴で、沖縄県指定文化財にもなっています。道の両脇には古き良き沖縄の面影を残す赤瓦屋根古民家や神聖な祈りの場所、御嶽などがあり、琉球の風情を感じられるのも魅力。

そんな「金城町石畳道」人気スポットのひとつが、沖縄を代表するパワースポットでもある「大アカギ」。沖縄戦でほとんど焼けてしまい、今では奇跡的に6本だけが残っていますが、どの木も推定樹齢200年以上、高さ約20m、幹の太さは4m以上というどっしりとした佇まいです。

その中で最も古い大アカギは樹齢300年。この木には、旧暦の6月15日に神が降臨し、願いごとをきいてくれるという言伝えがあるのだそう。ぜひ、訪れる年の旧暦の6月15日はいつになるか調べてから出かけてみてくださいね。

<金城町石畳道>
【住所】沖縄県那覇市首里金城町1
【アクセス】沖縄都市モノレール「首里駅」から徒歩15分

散策の途中に名物「のまんじゅう」を!

いかがでしたか。首里城公園のある首里は、栄華を極めた首里城のお膝元だけあって、首里城跡はもちろん、その周辺にも琉球王朝を偲ぶ史跡が数多く点在し、見どころも満載!ですから、観光バスで1時間首里公園を見学するだけなんてもったいないです。ぜひ、1日時間をたっぷりとって、散策しながら琉球王朝の面影を探してみてくださいね。

そんな首里散策の途中につまんでほしいのが、名物「のまんじゅう」。真っ白いお饅頭に赤い文字で“の”と書かれているのが特徴で、沖縄のお祝い事には欠かせないおめでたいお菓子です。月桃の葉に包まれて、値段は1個120円。甘さ控えめの餡と素朴でやさしい味わいが魅力。

そんな「のまんじゅう」を沖縄県内で唯一、造っているのが、首里にある創業100年以上の老舗「ぎぼまんじゅう」。いまでも昔と変わらず、一つ一つ手づくりしているんだそう。ぜひ、首里を訪れたらに食べてみてくださいね。

【ぎぼまんじゅう】
【住所】沖縄県那覇市首里久場川町2-109
【営業時間】9:00~16:00もしくは17:00(売り切れ次第閉店)
【定休日】日曜日
【アクセス】沖縄都市モノレール「首里駅」から徒歩6分

スポンサーリンク

Check Also

e47040ed0f0b956e14ec86379eb1d801_s

沖縄でおすすめのパワースポットめぐりを徹底ガイド!

南国リゾート沖縄は、パワースポ …