赤瓦の民家の屋根、白砂を敷き詰めた道、庭先に咲くブーゲンビリアやハイビスカス…竹富島は古き良き沖縄の原風景が残る島。
人口は350人ほどで島の周囲は約9kmというとっても小さな島ですが、実はサイクリングするのにもってこいの島でもあるのです。
本記事では竹富島のレンタサイクルショップとおすすめのサイクリングスポットについてご紹介していきます。竹富島を自転車と共に駆けて、のんびりと流れる時間を肌に感じましょう。
なぜなら、自転車で島1周が約1~2時間程度とほどよい距離、起伏の少ない平坦な地形、さらに、のんびりと流れる“竹富時間”は、島の古き良き沖縄の風景と美しい海をあせらず気ままに自転車で巡るのにぴったり。
そこで今回は、竹富島でのレンタサイクル事情とおすすめサイクリングスポットをご紹介します。自然豊かな竹富島を自転車で巡れば、“せかせか”した心をリセットできますよ!
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Contents
竹富島のレンタサイクルショップ
竹富島のレンタサイクルの料金はほぼどこも同じ値段になっています。主なレンタサイクルショップをご紹介しましょう。
友利レンタサイクル
友利レンタサイクルは、普通自転車300台以上、子ども用自転車、二人乗り自転車、島でも珍しい三人乗り自転車、電動アシスト自転車など豊富な品揃えが魅力のお店。
サービスも満載で、港から友利レンタサイクルまでの無料送迎、荷物の預かりサービス、雨天時のカッパ無料貸出などがあります。
10台以上利用の団体以外は予約不要。また、友利レンタサイクルのHPにあるクーポンをみせると普通自転車が10%オフになってお得です。
レンタルメニューは、普通自転車1時間300円~1日1,500円。子ども用自転車(お子様用ヘルメットも無料レンタル)1時間300円~1日1,500円、二人乗り自転車1時間600円~1日3,000円、三人乗り自転車1時間900円~1日4,500円、電動アシスト自転車1時間500円~1日2,500円、電動アシスト自転車(チャイルドシート付)1時間700円~1日3,500円。
<友利レンタサイクル>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町字竹富524
【営業時間】8:00~17:30
【電話】0980-85-2305
丸八レンタサイクル
丸八レンタサイクルは、事前予約可能で、港からお店まで送迎してくれます。大人用・子ども用の普通自転車のほか、二人乗り自転車や電動アシスト自転車もあります。
料金は、大人用~子供用普通自転車1時間300円~1日1,500円、二人乗自転車1時間600円~1日3,000円、電動アシスト自転車1時間500円~1日2,500円。
<丸八レンタサイクル>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町竹富523
【営業時間】8:00~17:30
【電話】0980-85-2260
竹富観光センター
竹富観光センターは、現地受付のみですが、自転車の種類が豊富なので当日行って乗れないということはありません。マウンテンバイクが借りられるのも竹富観光センターの特徴。また、普通車、電動アシスト自転車ともチャイルドシートがあるので、小さな子ども連れも安心です。
料金は、普通自転車1時間300円~1日1,500円、マウンテンバイク1時間500円~1日2,000円、電動アシスト自転車1時間600円~1日2,400円、二人乗り自転車1時間800円、1日3,200円。
竹富観光センターは水牛車の運行もやっているので、水牛車に乗った後、サイクリングを楽しむことができます。
<竹富観光センター>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町竹富441
【営業時間】9:00~17:15
【電話】00980-85-2998
竹富島のサイクリングスポット7選
竹富島の穴場ビーチ「アイヤル浜」
コンドイ浜など美しいビーチがたくさんある竹富島の“穴場的”ビーチといえば「アイヤル浜」。
また、「アイヤル浜」は、竹富島の東側にあるため、朝日を見に行くのもおすすめです。視界をさえぎるものはなく、海から昇る朝日だけを見ることができます。
竹富島の穴場展望台「ンブフル展望台」
島を一望できる展望台といえば、赤山公園の丘の上にある高さ4.5mの展望台「なごみの塔」が有名ですが、今回ご紹介するのは穴場のほう、「ンブフル展望台」。
“ン”からはじまる珍しい名前の「ンブフル展望台」は、竹富港から徒歩15分ほどのところにあります。
島の“伝統”にふれる「竹富民芸館」
竹富島独自の織物、八重山ミンサー、八重山上布、グンボウ、芭蕉布を紹介する施設「竹富民芸館」。
繊維原料となる竹富島に自生する苧麻や芭蕉、染料材料となるフクギやヒルギなどの展示や織物をつくる制作行程の説明などが分かりやすく解説されています。
また、本来、伝統技術を継承するための場所でもあるため、館内では、実演見学や体験もできます。
<竹富民芸館>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町竹富381-4
【営業時間】9:00~17:00
【料金】無料
【電話】 0980-85-2302
一日の終わりは夕日の名所「西桟橋」
夕暮れ時に訪れたいのは、2005年に国の登録有形文化財に登録された「西桟橋」。昔は西表島から来る船の荷揚げに使われていたんだそう。今は桟橋としては使われわれておらず、美しい夕日が見られると評判の観光スポットになっています。

サイクリング途中のランチは「やらぼ」
意外と知られいませんが、竹富島は車海老の養殖で有名な島。そんな竹富島産の自慢の車海老をふんだんに使った「海老入り野菜そば」が人気のお店「やらぼ」。
5尾ものプリプリの車海老がのった豪華なヴィジュアルと、いいダシの出たスープはぜひ、食べてほしい一品。
<やらぼ>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町竹富107
【営業時間】11:00~16:00
【電話】0980-85-2268
かき氷で一休み「パーラー ぱいぬ島」
自転車をこぎつかれて一休みしたいときは「パーラー ぱいぬ島」。口の中に入れるとすぐ溶けてなくなるフワッ、サクッの食感がたまらないかき氷が人気。
黒糖はちみつミルク、シークァーサー、コーヒー、コーラ、パッションフルーツ、マンゴーなど種類も豊富でどれにしようか迷います。
<パーラー ぱいぬ島>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町字竹富417
【営業時間】10:00~17:30
【電話】0980-85-2505
お土産を買うなら「イナフク」
サイクリングの途中にちょっとショッピングを楽しみたいなら、「なごみの塔」の向かいにある「イナフク」がおすすめ。
中でも竹富島醤油は竹富島にしかないので、お土産にぴったりです。
<イナフク>
【住所】沖縄県八重山郡竹富町字竹富354-2
【営業時間】10:00~17:00
【電話】050-3510-6994
サイクリングの注意点
では最後に、竹富島でサイクリングを楽しむための注意点をいくつかご紹介します。
・竹富島は道が狭いので、左右に広がらず左側を1列で走りましょう。
・自転車は、駐輪場に止めましょう。
・カラスが狙っているのでカゴに荷物は置かないようにしましょう。
・砂浜や海には自転車で入るのはやめましょう。
また、自転車に限ったことではありませんが、集落内は島の人たちの生活空間でもあるので、水着や半裸身は禁止されているのでご注意を!
島のルールを守って、竹富島を自転車で思いっきり楽しんでくださいね。
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