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昔ながらの家が並ぶ渡名喜島で「何もしない」を楽しもう!

あなたは沖縄の渡名喜島をご存知ですか?沖縄本島、那覇市の北西58kmに浮かぶ、船で2時間の人口400人の島です。戦前は2000人ほどいた人口も、いまでは400人になってしまいました。それだけに「何もない島」で、都会に疲れた人に人気の島です。

ここでは、渡名喜島の概要やアクセス、楽しみ方、おすすめビーチをご紹介します。

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渡名喜島ってどんなところ?

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それでは渡名喜島へのアクセスをご紹介しましょう。

渡名喜島の場所とアクセス

渡名喜島へは那覇の泊港と久米島の兼城港を結ぶフェリーに乗る以外、アクセス方法がありません。しかもそのフェリーも1日1.2便しかありません。地図で見ると、那覇から久米島に行く延長線上に渡名喜島がありますので、途中でフェリーを下船することになります。

また久米島・兼城港からは、フェリーで1時間20分~1時間30分、つまり那覇と久米島のちょうど中間あたりにあります。4~10月の金曜日には那覇の泊港から渡名喜島へのフェリーが2便となるので、日帰りが可能となります。

しかし、海の状態が良くないと寄港できないので、海が荒れている時は、まさに閉ざされた島となってしまいます。那覇・泊港から渡名喜島への所要時間は2時間。だんだん近づいてくる渡名喜島は、大きく見えるばかりか、いつまでたっても小さく見えます。それだけ小さな何もない島なのです。

竹富島だけじゃない琉球色残る風景

遠浅の海を水牛の牛車が渡り、赤レンガに白い壁の民家が点在する沖縄ならではの風景で有名な竹富島。しかし、このような風景が残っているのは竹富島だけではありません。

渡名喜島は、5000年ほど前には、2つの島に分かれていました。サンゴ礁が徐々に発達し、4000年前には海面低下が生じました。そのために波が遮られて、3500年前頃に砂州ができはじめ、2つの島は1つになったという歴史があります。

またこの砂州を中心に集落が形成されて現在に至っています。渡名喜島の集落では竹富島のような赤レンガに白壁の民家を見ることができます。

よく竹富島は、典型的な琉球の風景が残っていると言われますが、この渡名喜島にも魔除けに作られた白い壁の「ヒンプン」や琉球独特の赤瓦の屋根といった沖縄独特の風情の家々が残されており、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているのです。

朝が早い渡名喜島

渡名喜島を歩いていると、集落の所々に「朝起き会」と書かれた竹箒入れを見ることがあります。

これは、「朝起き会」という、大正時代から80年余り続く伝統の会で、ラジオ体操の開始前に島の小学校に子ども大人誰構わず集合し、ラジオ体操で汗を流したあと、掃除して心を清めるという習慣があります。そのため、渡名喜島の朝はとても早いです。

もっとも、地元の人だけでなく、観光客も参加できますので参加してみるのはいかがでしょうか?

渡名喜島の楽しみ方

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観光客で混みあわない島

渡名喜島の子供は27人。中学を卒業すると渡名喜島を一時的に旅立ち、沖縄本島に進学・就職します。住人はほぼ地元の人で、那覇、泊港からは夏に1日2本、それ以外は1日1本というアクセスの悪さから、観光客もあまり来ないので、混みあうことがないというメリットがあります。

「何もしない」を楽しむ

渡名喜島は昔から「戸無き島」とも言われる程で、扉をつけなくても何も盗まれる事がない、治安の大変良い島として有名で、驚くことに渡名喜島で刑法犯は1件も起きないというのが自慢の島です。それだけ治安のいい島なので、リラックスして楽しむ事ができると言えます。

また、島には3軒しか飲食施設がなく、そのうち民宿も兼ねているふくぎ並木に囲まれた「ふくぎ屋」で沖縄らしいゴーヤチャンプルやソーキそば、ラフテーなどが楽しめます。また、オフシーズンでも漁や海釣り、農産物の収穫などが体験でき、島の生活に触れることもできます。

都会ではアミューズメント施設や商業施設などに出向いて遊ぶのが一般的ですが、ここではその施設がないため、自分でまず何ができるか、なにをして遊べるかを考えることが出来るのが魅力とも言えます。

自転車やレンタカーで島めぐり

渡名喜島の集落だけなら車は要らないですが、島を一周するとなると、やはり車が必要です。レンタカーでまず行ってみと欲しいのが、「大本田展望台」です。

展望台から向かって北西の方向に見えるのが渡名喜村を構成するもう一つの島である、入砂島です。有名なNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」のオープニング映像に使われた、面積がたった0.26平方キロメートルの小さな無人島です。

しかしこの島で、月曜から土曜までは毎日、米軍の訓練が行われていて、一般人は立ち入り禁止となっています。訓練がない日曜には漁場が広がる海域では漁が行われますが、島の暮らしを垣間見ることもできます。こんな沖縄のはずれにある島までも基地化されているとは、あまり知られていない事実かも知れません。

また、里御嶽(さとうたき)は、14~15世紀頃のグスク時代の遺跡と言われるもので、当時の生活を彷彿とさせる建物や土器などが発掘されています。

なお、島では、島ニンジン、島らっきょうを中心に生産をしています。特に「もちきび」は沖縄でもレアな「渡名喜ブランド」として定評があり、「アンマー(お母さん)」たちが日々作るもちきびを使った甘い菓子は素朴なお土産として人気があります。

村道一号線のフットライト

フットライトとは足元を照らすライトのことです。夜になると家々の脇の塀の下に黄色い光を放つフットライトが村道一号線沿いに点灯し、幻想的な風景を醸し出しています。これだけでもりっぱな目玉観光スポットかと思いきや、特に観光用につくってものでもなく、街灯代わりとなっていて、島の人たちのゆんたく(おしゃべり)の場になんだそう。飲み屋がないため各自がつまみと泡盛を持参して夜な夜な、ゆんたくをしているそう。小さな島ならではののどかな風景ですね。

渡名喜島のおすすめビーチ3選

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①東リ浜(あがりはま)

「東り浜」(あがりはま)は太陽が上がる浜という意味で、観光用ではなく、毎年の台風の高波から守るための整備がされています。海は遠浅で、干潮時を除けば十分泳げます。しかし、遊泳用の設備が完備されているわけではないので、遊泳には自己責任が必要です。海が荒れている時は泳がないなどの最低限の常識を守れば大丈夫です。

②アンジェラ浜

アンジェラ浜というしゃれた名前の浜には、海中に工作物が無数に設置されてはいるものの、観光化はされておらず、砂浜はとてもきれいで沖縄ならではのコバルトブルーに白砂のビーチです。東り浜から大岳へと行く途中にあるビーチなので、わざわざ行くというよりは、見晴らしもいいので、大岳への往復の途中で休憩するには良いところです。

③呼子浜(西ビーチ)

呼子浜は、東り浜とは島の対角線上にあるビーチです。大岳から下ってきた際にはこの呼子浜に出るので、防波堤に座って景色を眺めたり、のんびりするのも良いところです。また、呼子浜の砂浜は比較的きれいな上、海水浴用の施設もありますので、泳ぐこともできますが、危険遊泳区域などの立て看板があるわけではないので、やはり遊泳には自己責任が必要です。また、目立たないため、ひっそりしていて通り過ぎてしまうかもしれませんので注意が必要です。

まとめ

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いかがだったでしょうか?那覇・泊港からフェリーで約1時間半の渡名喜島をご紹介しました。

観光化されていないため、観光施設や整備がなされていないことが多いですが、都会からいくと帰ってそれが新鮮な場合もあります。観光化されていない、と文句を言うのではなく、むしろ観光化されていないのを楽しめる人ならこの島はうってつけだと言えるでしょう。

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