「ユートピアファーム宮古島」は、宮古島の人気観光農園。マンゴーなどの南国フルーツを栽培する果樹園、色とりどりの花々が咲き誇るフラワー園があります。
併設されたフルーツパーラーでは、もぎたての新鮮フルーツを使ったオリジナルスイーツがズラリ。果樹園やフラワー園は温室なので、雨の日でも楽しめるのも魅力です。
本記事では、“南国沖縄”を見て・食べて満喫できるスポット「ユートピアファーム宮古島」についてたっぷりとご紹介します!
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ユートピアファーム宮古島の基本情報
ユートピアファーム宮古島は、マンゴーをはじめとする南国のフルーツやブーゲンビレアなどの南国の花々を楽しめる観光農園。
ユートピアファーム宮古島の代表・上地登さんの“私が農業に感じている幸せをより多くの人に共感してほしい。消費者の方々にも、見て、聴いて、感じて、味わってほしい。”との思いから、2001年10月にオープンしました。
ユートピアファーム宮古島とは
ユートピアファーム宮古島の園内には、様々な品種のマンゴーを栽培する「マンゴー園」、三尺バナナやドラゴンフルーツなど南国フルーツを栽培する「フルーツ園」、ブーゲンビレアやハイビスカスなど南国の花々が咲く「フラワー園」、そして、園内で収穫された新鮮な南国フルーツを使ったスイーツなどが味わえる「フルーツパーラー」があります。
入園料金/350円(中学生以下無料)
開園時間/10:00~17:00(食事のラストオーダー16:30)
休園日/年中無休(10月20日と台風暴風域に入った場合は休み)
アクセス/宮古空港から車で約10分
駐車場/あり
問合せ/0980-76-2949
ユートピアファーム宮古島へのアクセス・駐車場
ユートピアファーム宮古島は、宮古空港から県道190号線~202号線経由で10分ほど。駐車場は、30台ほどの無料駐車場があります。
ユートピアファーム宮古島の料金・入場料・クーポン
ユートピアファーム宮古島の入園料は、350円(中学生以下無料)。なお、ユートピアファーム宮古島の各園は、ペット同伴の見学はできないので、ご注意を!
ユートピアファーム宮古島の雨の日の楽しみ方
ユートピアファーム宮古島は、温室で、もちろん屋根がついているので、雨の日でも楽しめます。各園を見学する途中、少しだけ外を歩きますが、傘が置いてあるので安心。
このユートピアファーム宮古島は、急な雨で旅行の予定が中止になったときの“救世主”となってくれる観光スポットというわけです。宮古島へ旅行するときは必ずチェックしておきましょう。
ユートピアファーム宮古島のおすすめシーズン
ユートピアファーム宮古島は、“何を楽しみたいか”によって、ベストシーズンは異なります。マンゴー園やフルーツ園で、たわわに実ったフルーツを見たい場合は、5~7月ぐらいがGOOD。
咲き誇るブーゲンビレアが見たいなら秋から春にかけて。ハイビスカスのハワイアン系は冬、コーラル系は夏によく咲きます。
フルーツパーラーの季節限定メニューが目当てなら、夏季(6~9月頃)と冬季(10~5月頃)。より多くの旬のフルーツを味わいたいなら、6月、7月、9月上旬が良いでしょう。
ユートピアファーム宮古島のフルーツパーラー
ユートピアファーム宮古島の大人気スポットといえば、「フルーツパーラー」。
園内で収穫したフルーツをふんだんに使った南国スイーツをはじめ、マンゴーを隠し味に使ったマンゴーカレーなどの軽食もあります。
農園の見学をせず、フルーツパーラーのみの利用も可能。食事のラストオーダーは16:30までです。
では、ユートピアファーム宮古島のフルーツパーラー自慢のメニューを詳しくご紹介しましょう。
オールシーズン楽しめるスイーツ&パフェ
ユートピアファーム宮古島の定番スイーツ「フルーツソフト」。北海道産の濃厚なバニラソフトに、宮古島産のフルーツをたっぷり練りこんだソフトクリームです。
なんと、フルーツをソフトクリームに練りこむのは注文を受けてから。そのため、いつでも“出来立て”のフルーツソフトを食べることができます。
種類は、マンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、三尺バナナ、スターフルーツ、パッションフルーツなど、沖縄でしか食べられない味のオンパレード。どれにしようか絶対迷います!
ちなみに一番人気はやっぱり、マンゴーソフト!
また、ユートピアファーム宮古島のフルーツソフトのこだわりは、フルーツだけではありません。ソフトクリームをのせるワッフルコーンは、店内で一枚ずつ手焼きしたもの。最後の一口までサクサクした食感を楽しめます。
このほか、ソフトクリームがのった「マンゴープリン」、果肉がゴロゴロ入った「マンゴージュレ」、ヨーグルトムースにマンゴーとドラゴンフルーツをトッピングした「マンゴームース(マンゴーパウンドケーキ付)」、凍らせた南国フルーツのシャリシャリ食感がたまらない「フルーツスムージー」も定番メニューです。
- フルーツソフト(マンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、三尺バナナ、スターフルーツ、パッションフルーツ等)Sサイズ400円~430円、Lサイズ530円~570円※フルーツによって異なります。
- マンゴープリン 490円
- マンゴージュレ 520円
- マンゴームース(マンゴーパウンドケーキ付)490円
- フルーツスムージー(マンゴー、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、三尺バナナ等)430円~600円※フルーツによって異なります。
季節限定のスイーツ&パフェ
ユートピアファーム宮古島のフルーツパーラーには、夏季(6~9月頃)と冬季(10~5月頃)、季節限定のスイーツやパフェが登場します。特に夏季は、1年の中で採れたてのマンゴーを“生”で楽しめる時期なので見逃せませんよ!
季節限定メニューの目玉は、6月~9月のマンゴーの収穫時期にだけ登場する「ユートピアマンゴーパフェ」。
採れたて、フレッシュな旬の宮古島産完熟マンゴーをまるごと1個使った究極のマンゴーパフェで、ユートピアファーム宮古島の一押しスイーツです!
高さ30cmほどの専用グラスに、下から、ドラゴンフルーツの果肉&ゼリーの入ったヨーグルト→フレッシュマンゴー→コーンフレーク→ソフトクリーム→フレッシュマンゴーと、宮古島の“おいしい夏”が重ねられています。
夏季(6~9月頃)メニューは、この「ユートピアマンゴーパフェ」のほか、旬の採れたて宮古島産マンゴーをなめらかでふわふわの生地で巻いた「夏季限定マンゴーロール」、採れたてマンゴーと旬のフルーツを盛った「フルーツサンデー」などがあります。
また、冬季(10~5月頃)メニューは、瞬間冷凍させた旬の採れたて宮古島産完熟マンゴーをまるごと食べられる「ギュギュっとマンゴー」、濃厚な甘さのマンゴーとなめらかな舌触りのレアチーズとの相性抜群の「マンゴーレアチーズ」など。
- 夏季(6~9月頃)メニュー/ユートピアマンゴーパフェ1,950円、夏季限定マンゴーロール540円等
- 冬季(10~5月頃)メニュー/ギュギュっとマンゴー710円、マンゴーレアチーズ(コーヒーor紅茶付き)680円等
宮古島で採れた旬のカットフルーツ
ユートピアファーム宮古島のフルーツパーラーでは、園内で採れた旬の南国フルーツをそのまま食べることもできます。
ユートピアファーム宮古島で食べることができるフルーツと収穫時期はこちら。
- アテモヤ 2月~3月
- 三尺バナナ 3月~4月、9月~10月
- パッションフルーツ 3月~5月
- レンブ 6月
- ピーチパイン 6月~7月中旬
- アセロラ 6月~7月
- アップルマンゴー(アーウィン) 6月~7月
- グアバ 7月
- ドラゴンフルーツ 7月中旬~10月
- キーツマンゴー 8月~9月中旬
- スターフルーツ 9月~12月
- パパイヤ 1年中
ユートピアファーム宮古島で、より多くの種類のフルーツを味わいたい場合は、6月、7月、9月上旬がおすすめ。それぞれ5種類ほどの南国フルーツが収穫時期を迎えるからです。
では、ここで、珍しいフルーツを少しご紹介しましょう。
キーツマンゴー
8月~9月中旬
1個の重さが500g~1kgにもなる大きなマンゴーで、上品な香りが特徴。おもに沖縄県で栽培され、生産量が少ないため、“幻のマンゴー”とも呼ばれています。
アテモヤ
2月~3月
台湾で人気の“バンレイシ(釈迦頭)”という果物と、世界三大美果のひとつとされる“チェリモヤ”を掛け合わせたもので、沖縄でもとっても“レア”なフルーツ。別名は「森のアイスクリーム」。乳白色の果肉は甘味が強くクリーミ―です。
三尺バナナ
3月~4月、9月~10月
三尺(約90㎝)ほどのところで実をつける三尺バナナ。一般的なバナナに比べ、やや小さめですが、香りと甘さが強いのが特徴です。宮古島の民家の庭先で育てられている、宮古島の定番フルーツのひとつです。
レンブ
6月
リンゴと梨を合わせたような味わいで、みずみずしく、サクサク軽い食感です。
アセロラ
6月~7月
ビタミンCが豊富。とてもデリケートで、傷みやすいため、生果を見ることはなかなかできません。
宮古島マンゴーを使ったマンゴーカレー
ユートピアファーム宮古島のフルーツパーラーのお食事メニューの定番は「マンゴーカレー650円」。隠し味に使うのはもちろん、宮古島産マンゴーです。
宮古島産マンゴーがカレーにコクと深みをあたえ、まろやか。子どもたちもおいしくいただけます。
各園の見学
ユートピアファーム宮古島では、「マンゴー園」「フラワー園」「フルーツ園」を見学することができます。
フルーツ類は春から秋にかけて収穫されるものが多いため、実ったフルーツを見たい場合は、5~7月ぐらいが一番いい時期。花の盛りを見たい場合は、宮古島では秋から春が花の季節のため、10月~3月頃がベストシーズンになります。
マンゴー園
ユートピアファーム宮古島の“顔”であるマンゴー園では、土づくりから肥料作りまですべてにこだわり、ひとつひとつ丁寧につくられているマンゴーたちを見ることができます。
栽培しているマンゴーは、アップルマンゴーとも呼ばれている「アーウィン」、希少な「キーツマンゴー」、生産量が少なく店頭のみの販売となっている「夏小紅」と「てぃらら」、金色の果皮と、蜂蜜のような甘さが特徴の「金蜜」。
マンゴーの花が咲くのは、1月~3月頃。赤色とピンク色の無数の小さな花が咲きます。そして、4月~5月にマンゴーの実が大きくなり、6月~8月に収穫期を迎えます。
フルーツ園
ユートピアファーム宮古島では、マンゴーだけでなく、ピーチパイン、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、パッションフルーツなど、たくさんの種類の南国フルーツが栽培される様子を見ることできます。
個性的な南国のフルーツたちは実のなり方やつける花も個性的。そんなフルーツごとの違いを見るのも楽しみのひとつです。
フラワー園
宮古島を代表する「ブーゲンビレア」をはじめ、250品種以上もの華やかな「ハイビスカス」。沖繩三大名花で、蝶が舞うように咲く「オオゴチョウ」や1年に3回花をつけ、オレンジ色の紫陽花のような「サンダンカ」などが栽培されています。
中でも、ユートピアファーム宮古島の自慢は、世界中から集めた50品種のブーゲンビレア。ブーゲンビレアの最盛期は秋から春にかけて。この時期には、園内に色とりどりのブーゲンビレアが咲き誇り、思わず写真を撮りたくなるインスタ映えスポットになります。
ユートピアファーム宮古島まとめ
ユートピアファーム宮古島には、南国フルーツが開花する時期、実をつける時期、ブーゲンビレアの花が咲く時期、そして、季節限定のスイーツが登場する時期など、季節ごとに異なる魅力があります。
訪れる目的を変えれば、1年中楽しめる場所ともいえるでしょう。旬の南国フルーツや花々は色鮮やかで、華やか。見るだけで、元気をくれます。
ぜひこの記事を参考にして、ユートピアファーム宮古島を満喫してくださいね。
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