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沖縄の人気名産「やちむん」を生産するやちむんの里の歴史と魅力

やちむんの里は沖縄県の本当中部にある読谷村にある、沖縄の伝統工芸品「やちむん」を生産している村です。昔ながらの風景が広がるやちむんの里では、19の工房が窯でやちむんを焼き上げています。

沖縄のお土産としても人気の高いやちむんですが、様々な工房を見て回り、併設されている売店などでお気に入りのやちむんを探してみることをお勧めします。実際にやちむんの里のカフェなどで、食器としてやちむんを使って食事をすることで、使った時のイメージも湧きやすくなるでしょう。

本記事では沖縄の名産やちむんを生産する「やちむんの里」の魅力についてご紹介していきます。

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やちむんの里とは

やちむんの里は、上でご紹介しました通り、沖縄の人気名産「やちむん」を生産している工房の地域のことです。工房はそれぞれが独立して営業しており、19の工房が集まった地域をさします。

那覇空港から車で50分ほどの距離にあることから、沖縄旅行の帰りに寄ってお土産としてやちむんを購入する人も多い、観光スポットとしても有名な地域です。

やちむんはこの里以外でも購入することができますが、実際の生産風景を眺めながら、お気に入りのやちむんを探すことができるのはこの里を置いて他にないでしょう。ご自身のお土産用でやちむんを買って帰りたいと考えている場合は、ぜひやちむんの里に立ち寄っていただき、これだという一品を探してみてください。きっと旅の思い出になり、やちむんを見る旅に沖縄旅行の思い出が蘇ることでしょう。

やちむんとは

やちむんとは沖縄の伝統工芸品であり、沖縄の方言で「焼き物」を意味している言葉です。1600年頃の琉球王国の時代に、国外から持ち込まれた陶磁器をきっかけに焼き物技術が発達し、沖縄独自の伝統工芸品として成長しました。

やちむんの里の歴史

当時は中国やタイなどと交流があった貿易大国であり、様々な種類の陶磁器が集まっていましたが、当時の日本の薩摩藩からも陶工の技術指導者が沖縄に訪れたことをきっかけに、沖縄の焼き物産業の発展が始まりました。

当時は実用的に用いる壺などが多く生産され、琉球王国の貿易貨物を運ぶための箱として利用されていたそうです。その後も沖縄の名産泡盛の輸出のために壺の需要が拡大していったため、壺焼きが大きく成長していきましたが、琉球王国から沖縄県になる頃に安価な壺などの焼き物が沖縄に大量に流入してきたため、沖縄の壺焼きは一度大きく衰退することになりました。

以降、大正時代に興った民藝運動によって沖縄の壺焼きの価値が社会に再認識され、伝統工芸として復活することができました。しかし当時は那覇全体に壺焼き屋が点在しており、登り窯から発生する煙の影響により、窯の使用は禁止され、ガス窯への転換が命じられるという事態に。

この事態を見て、当時文化村構想を進めていた読谷村が提案し、読谷村に登り窯を使用したやちむんを生産する、やちむんの里が作られることになりました。これが沖縄のやちむん、そしてやちむんの里の歴史です。

やちむんの里の登り窯

やちむんの里では共同の「登り窯」を利用しています。一年でおよそ5回ほど新作のやちむんが窯から取り出されます。運がよければ、この窯出しに立ち合えるかもしれませんよ。

登り窯は階段状に並んだ焼成室の一番下に薪をくべ、その熱が段々と上に登っていき焼き上げるという特殊な窯の構造となっています。機会があればぜひ、やちむんの里の登り窯を見てみてください。

読谷村には沖縄最大級の読谷村焼北窯だけでなく、読谷村共同窯や横田屋窯など、伝統的な素材を使って作られた登り窯が多くあります。職人の方々の邪魔をしないよう静かに、それぞれの窯を見学しましょう。

やちむんの里のお土産屋

やちむんの魅力はその美しさはさることながら、何と言っても「用の美」と言われる、実際に使用されることで映える美しさです。焼き物のお土産となると、何かお祝い事の時などに使用するものなど、普段使いのものにならないことが多いですが、やちむんの美しさは、普段の料理の取り皿であったり、日常に溶け込むことで活かされるものです。

やちむんをお土産として購入される場合は、ぜひ日常的に使うものだという前提でお気に入りの一品を探して見ましょう。

工芸品のやちむんを購入できるギャラリーやお土産ショップはやちむんの里の多くの場所になります。読谷村共同販売センターや、最大の窯がある北窯売店など、複数の場所を巡ってお気に入りの一品を見つけましょう。

毎年2月には「読谷やちむん市」と呼ばれる読谷村焼陶器市が開催されます。この時にしか購入することのできない、ちょっと傷ついた訳あり商品や、通常の定価よりお得な価格で購入できる陶器など、やちむんをお得に購入することのできる特別な期間です。

やちむんを生産している工房によっては、通常は開放していない工房の奥まで商品を陳列している場合がありますので、工房の内部を見学したいという方にもとてもオススメです。もし2月の時期に沖縄旅行に行かれる場合には、是非やちむん市に参加して見てください。

やちむんの里でひとやすみ

やちむんの里および周辺では、実際にやちむんを食器として使って食事をすることのできるカフェや料理屋があります。実際に食事をすることで、やちむんの「用の美」を堪能して見てはいかがでしょうか?

やちむんの里内のおすすめは「CLAY Coffee & Gallery」。カレーやタコライスのお食事や、チーズケーキ、ガトーショコラといったスイーツもあります。販売用のやちむんも陳列しているため、食事をしながらお気に入りのものがあればその場で購入することができます。

やちむんの里へのアクセス方法

やちむんの里は沖縄の那覇空港から車でおよそ50分ほどの場所にあります。那覇空港の北上に読谷村があり、近くには真栄田岬や座喜味城跡などの観光名所があります。那覇空港でレンタカーを借りることができますので、沖縄旅行をレンタカーで移動しながら楽しみたいという方は、空港で借りるようにすると便利でしょう。

また、車は使用しないという場合にも、路線バスでやちむんの里を訪れることも可能です。ゆいレールの旭橋駅から那覇バスターミナルへいき、名護西線系統か名護西空港線系統の路線バスの乗車しましょう。最寄りの停車場は「親志入口」で、ここから徒歩約10分ほどでやちむんの里に到着です。

本数は1時間に2,3本と少なくはないのですが、レンタカーと比較して70分程度かかることが予想されるため、お手洗いや飲み物など、準備をしてから乗車すると良いでしょう。

まとめ

やちむんは沖縄の伝統工芸品であり、沖縄のお土産としても大きな人気があります。古くは琉球王国の時代から受け継がれてきたもので、やちむんの里の歴史を知っておくとより観光の時に楽しむことができるでしょう。

建築物としても登り窯は魅力的で、長大な登り窯で焼き上げられる様子は、観光のハイライトとなるでしょう。また、やちむんの里では実際に食器として使って、質感やさわり心地を楽しむことができます。沖縄旅行の大きな思い出の場所となることは間違い無いでしょう。

沖縄旅行に行かれた際には、那覇空港に戻る前に是非やちむんの里に立ち寄っていただき、旅行の思い出としてやちむんを購入していってください。

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