やんばる急行バスとは那覇空港から運転港まで運行している路線バスです。沖縄で観光地巡りといえばレンタカーが主流かもしれません。しかし実は路線バスだけでも観光スポットを回ることができるのです。
今回はそんな便利なやんばる急行バスのお得なチケット購入方違法と、バスで回れる観光スポットを紹介します。
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やんばる急行バスのお得なチケット購入方法
内地で電車の切符を購入する際、費用を抑えたい場合は回数券を購入しますよね。電車が存在しない沖縄では、バスが重要な交通機関となります。やんばる急行バスをお得に利用したいのであれば、電車の切符と同じように回数券の購入を検討しましょう。
そうすれば一回当たりの乗車運賃がお得になります。もちろん一人旅の場合はその回数券を使いきるかどうかを冷静に見極めなければいけません。回数券が余ってしまえば、一回あたりの単価が安くなった意味がないですからね。
しかし3人以上で旅をする場合は、回数券の購入で得できると考えていいでしょう。何故なら、一度一つの区間を往復するだけで6枚の乗車券が必要になるからです。2つの区間を往復すれば、乗車券は12枚使うことになりますよね。回数券が余る心配なく、乗車代金を安く抑えることができるというわけです。
もちろんこの購入方法を実践する為には、旅の同行者の同意が欠かせません。話し合いの手間はあるかもしれませんが、極力安く色んな場所を観光したい場合は回数券の購入を検討しましょう。そうすればお得に観光スポット巡りができるのです。
やんばる急行バスが走行する路線について
やんばる急行バスはやんばる急行バスは那覇空港から、沖縄本島北部の運天港まで走行します。その主要な乗り場は以下の通りです。
- 那覇空港
- 県庁北口
- 泊高橋
- 合同庁舎前
- おもろまち一丁目
- 古島駅前
- 大平
- 嘉数
- 琉大入口(高速)
- 中城(高速)
- 喜舎場(高速)
- 山里(高速)
- 池武当(高速)
- 世富慶
- 名護市役所前
- 本部港
- 本部博物館前
- 本部高校入口(ホテルモトブリゾート)
- ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ
- 記念公園前(美ら海水族館)
- センチュリオンホテル美ら海
- オリオンモトブリゾート&スパ
- 今帰仁村城跡入口(今帰仁村城登城道下)
- 今帰仁村役場
- リゾートホテルベルバライソ
- 運天港
このようにやんばる急行バスは、那覇空港から乗車すれば、沖縄本島のほぼ最北端に近い、運天港まで辿り着きます。
那覇空港から最後の通天港まで乗車しても料金は2,000円です。高速も経由してこの料金ですから、比較的安いといえるのではないでしょうか。レンタカーを使わずに沖縄本島を縦断したい場合には、ぴったりな路線バスなのです。
バスで回れる沖縄本島の観光スポット4選!
ではやんばる急行バスで回れる観光スポットにはどのようなところがあるのでしょうか。前述した通り、やんばる急行バスは路線バスの乗り場が既に観光スポットを経由します。
したがって基本的にはそこで降車すれば、そのまますぐに、観光スポットが楽しめるようになっています。
バスを降りてすぐに観光できるとなると、道に迷う心配もなく安心ですよね。では以下に、そんなやんばる急行バスで気軽に回れる観光スポットの中から、オススメの場所を厳選して紹介します。
1.美ら海水族館でイルカショーを観賞!
やんばる急行バスで出かけるなら、美ら海水族館は外せません。巨大な水槽から眺めるジンベエザメなどは圧巻です。
また自然豊かな沖縄の珊瑚の海だけで生息する珍しい海洋生物も観賞できます。一度訪れたことがある人でも、何度か訪れることで前回見落としていた生物が発見できるかもしれません。
タイミングによってはイルカショーも観賞でき、その気になれば一日過ごせてしまうくらいの人気スポットです。
開園時間も朝8時30分なので、ホテルが近い場合は朝一番で訪れてみてもいいかもしれません。平日の朝一番であれば、比較的観光客も少ないので、ゆっくりと観賞できる可能性が高くオススメですよ。
さらにこの美ら海水族館は、海洋博公園の中にあり、他の施設にも簡単にアクセスできるようになっています。プラネタリウムや植物園も魅力的なのですが、その中で是非一度訪れて頂きたいのが、エメラルドビーチです。
海岸が遊歩道になっていて、エメラルドグリーンの美しい海を間近で楽しむことができます。天気が良い日は海の透明度が非常に高くなっているので、感動的ですよ。
時間に余裕がある場合は、美ら海水族館と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
2.国際通りでお土産をバッチリ確保しよう
国債通りは那覇空港から比較的近いところにある観光スポットです。そこには沢山のお店があり、お土産物屋が大量に軒を連ねているので、旅のはじまりよりも、帰り際がオススメです。一般的なお店だけでなく食事処や専門店もあるので、退屈せずに長時間過ごせますよ。
またこの付近はビジネスホテルも多いので、国際通りを楽しみたい場合はこの付近を宿にしてしまってもいいかもしれません。
国際通りでオススメのお土産は「塩」です。国際通りの奥の方には塩の専門店もありますが、ミネラルたっぷりの沖縄の塩には様々な種類があります。内地で見かけることはほとんどないので喜ばれる場合が多いですよ。
また奥様がいる場合は、調味料として買って帰れば喜ばれるかもしれません。
その他の有名な紅芋タルトや、一般的なお土産も、お店がずらっと並んでいるので選びたい放題です。歩き疲れたら、気軽に入れるカフェも点在しているので、友達と一緒でもじっくりと楽しめる観光スポットの一つです。
3.アメリカンビレッジでアメリカンな雰囲気を楽しもう
アメリカンビレッジは美浜地区と呼ばれるエリアに存在する観光スポットです。路線バスからも比較的気軽に行ける距離にあります。アメリカンビレッジはアメリカの雰囲気を模したエリアなので、他の観光地とは少し趣が異なります。
沖縄の特産品、というよりもアメリカのアイスクリームや、ダイナミックな雰囲気が楽しめる場所です。中には巨大な観覧車があるので、時間がある場合はオススメです。何故なら、観覧車に乗れば、アメリカンビレッジだけではなく、はるか遠くの景色まで眺められるからです。
沖縄の街並みと、エネラルドグリーンの海を同時に見えるので感動的です。近くに立ち寄った際は観覧車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか。
4.今帰仁城跡でいにしえの世界遺産を観光しよう
今帰仁村城は世界遺産にも認定されている観光スポットの一つです。そこにあるのは、文字通り城跡なのですが、首里城とは違った趣で琉球の歴史を感じることができる場所です。
現在でもやんばるの森は減少し続けていて、それを地域の住民達が守っているわけですが今帰仁村はそんなやんばる地域にとっては欠かせない場所だったのです。1665年以降は地域を守る場所ではなく、祭りを行う場所となりましたが、現在までその城後は大切に残されています。
そんな歴史ある観光スポットですが現在は意外な使い方をされていて、ウェディングに利用されることも少なくありません。また春頃に訪れたら、桜まつりが開催されている可能性もあるので、訪れる場合は事前にその時期のイベント情報を確認することがオススメです。
バスで観光する場合は乗車時間に会わせて活動しよう
ここまでやんばる急行バスのチケット購入方法とバスで回れる観光スポットについて紹介しましたが、いかがでしたか。路線バスで観光スポットを回る場合は、乗車時間や訪問の順番を事前に考えておくことが欠かせません。
無計画でも何とかなるかもしれませんが、バスの乗車時間は確認していないと、無駄に待ち時間ができてしまいかねません。限られた日数での旅行であればできるだけ効率的に周りたいですよね。やんばる急行バスで観光スポットを周る場合は、乗車時間をチェックしながら楽しみましょう。
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